内容説明
100のエピソードで綴る日本考古学の歩み。考古学史に燦然と輝く研究者たち、そして、数々の発見や発掘。19世紀末から現代に至るわが国考古学の発展と21世紀への展望を興味深い話題で紹介。
目次
夜明けをまって(1900年以前)
黎明(1901‐1911年)
栄光のもとに(1912‐1925年)
光彩に輝く(1926‐1940年)
暗雲ただよう(1941‐1945年)
暗雲晴れて
夜空に消えた星
埋蔵文化財の諸問題
絢爛たる発見と発掘
ふるさと文化の輝き
21世紀への期待
海外考古学と日本
著者等紹介
斎藤忠[サイトウタダシ]
明治41年8月28日、宮城県仙台市生まれ。東京帝国大学文学部国史学科(昭和7年)卒業。文学博士(昭和30年)。昭和7年京大助手、9年慶州博物館長、34年文化財調査官等を経て、40年東大教授に就任、45年大正大教授。また、稲荷山古噴発掘団長もつとめた。(財)静岡県埋蔵文化財調査研究所長、飛鳥保存財団理事、大正大学名誉教授
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