内容説明
ソクラテス、プラトン、カント、ニーチェ…。“哲学者”とよばれる彼らは、つまるところ何に悩み、どう解決したのか?その思索からいまを生きる我々が学ぶべきものとは?「人と世の中の見え方」が一変するやさしくて刺激的な“知”の実践本。
目次
プロローグ 「哲学者」って誰のこと、そもそも「哲学」ってなに?
1章 「幸福」はどこにあるか哲学者たちは考えた
2章 「愛」と「性」の本質について哲学者たちは考えた
3章 「神」は人を救えるか哲学者たちは考えた
4章 なにが「善」で、どれが「悪」か哲学者たちは考えた
5章 「死」と「生」の意味を哲学者たちは考えた
6章 「自由」と「社会」の関係を哲学者たちは考えた
7章 「真理」は発見できるか哲学者たちは考えた
エピローグ 未来図を描くうえで哲学は欠かせない
著者等紹介
飛岡健[トビオカケン]
1944年、東京生まれ。73年、東京大学工学系大学院博士課程修了。東大のロケット・人工衛星の打ち上げ、研究に従事した後、哲学、社会学、経済学、心理学、生物学を修め、それらの学際的統合を目指して研究を進める。その上に未来予測を行ない、企業の戦略立案をサポートしている。75年、現代人間科学研究所を設立し、国や企業の委託研究や講演などで活躍している。金沢工業大学客員教授。「WSF・未来予測研究会」を主宰
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
17
初心者には分かり易いと捉えるか物足りないと捉えるか。2016/05/25
Leaf★Moon
3
新書レポートのため。正直、期待外れ。著者の主張が強いわりには説明不足で分かりにくい。哲学者たちの考えも紹介しているけれど説明不足で、この理解で合っているのかと不安になった。哲学を色々な方向から見ているのは良かった。エピローグはけっこう面白かったと思う。2016/11/19
し、も、だ、
0
読みやすい。フラットな哲学本。やっぱり哲学って身近だなあ。2014/12/15
z
0
現代の問題とリンクさせようとするところで著者の主張が強すぎてそこで取り上げられている哲学者のことが霞んでいるように思えた。少し期待外れだったかな。2013/10/31