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内容説明
日本人はしばしばイスラム圏を後進地域とみなしがちだが、中東は17世紀までは世界の先進地域だったし、さらにバビロン・アッシリアの古代にさかのぼれば、世界文明の総本山ともいえる。彼らは西欧諸国の文明には一目おいても、日本という存在など歯牙にもかけない。そこに徒手空拳、援助に乗りこむ日本青年海外協力隊員の心意気は空転し、さまざまな事件になる。中近東で泣き笑い。
目次
序章 アラブ社会との出合い
第1章 モロッコの片田舎で(悪戦苦闘の生活;田舎村のしきたり)
第2章 シリアの大都会で(私を悩ませたアラブの社会;私を悩ませた日本人たち)
第3章 中近東とアラブの社会(宗教と地理的歴史的背景;アラブ人の衣食住)
終章 一度アラブの水を飲んだ者は