内容説明
本書は、最近目覚ましい発展を遂げ、生命科学の中でも最重要視されるに至った「細胞情報学」とでもよばれるべき分野の紹介を企図したものである。「細胞における情報の受容・伝達・応答」について単に新知識や新しい概念を紹介するものではなく、現在の概念の構築に役立った過去における研究の紆余曲折の過程を織り込むことに努めた。
目次
第1部 序論
第2部 細胞膜受容体―細胞情報の受け入れ
第3部 細胞内シグナルの発生と伝達
第4部 シグナル物質としてのカルシウムイオン
第5部 感覚受容―生物個体による情報の受容
第6部 細胞機能とシグナル伝達
第7部 シグナル伝達研究の臨床応用
-
- 和書
- 色彩の心理 〈続〉