内容説明
交番勤務の警察官・飛田淳は、やさしい性格ながら人一倍の正義感を持ち、犯罪や社会の矛盾に憤っていた。語学、柔剣道、射撃ともに優秀なことから警備課への転属命令が下る。諜報工作員(スパイ)としての厳しい訓練と教育を受けたあと上司の指示で外国人女性をマークするが、逆に何者かに襲撃されて飛田に危機が迫る―。麻薬、偽札、拉致監禁と縦横無尽に振る舞う外国人組織は絶対に許せない―。正義感に燃える諜報工作員の男が社会の矛盾に果敢に挑む。書下ろし長篇警察小説。
著者等紹介
龍一京[リュウイッキョウ]
1941年、大分県生まれ。兵庫県警退職後、会社経営に携わり、コンサルタント業を経て創作一本に転身。経験を生かしたサスペンスものに定評がある。現在、日本文芸家クラブ副理事長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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