内容説明
敗戦直後の日本共産党から全共闘・三島由紀夫・赤軍派、オウム教から「いつのまにかイスラム国」戦争まで、日本を「ひっかりかえす」試みを辿る。
目次
第1章 二人のヴェルト・ガイスト(世界精神)―三島由紀夫と高橋和巳
第2章 国民国家(ネイション・ステイト)の誕生
第3章 国家改造を目指して
第4章 戦後の軌跡
第5章 豊穣の叛乱
第6章 民族派(新右翼)の軌跡
第7章 アメリカとイスラームと中国と
第8章 闘争継続
第9章 滅びの中で
第10章 「パラダイムの転換」と「文明の衝突」
著者等紹介
小滝透[コタキトオル]
1948年京都生まれ。ノンフィクション作家。京都市立紫野高校卒業。金沢大学法文学部中退。サウジアラビア・リヤード大学文学部アラビック・インスチチュート卒業。宗教・文化・歴史等幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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