船上の助産師

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  • サイズ 46判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775201497
  • NDC分類 495.9
  • Cコード C0030

内容説明

地中海で捜索救助船に乗り働く、ただ一人の日本人助産師の手記。テレビ『情熱大陸』で話題!

目次

序章 まさか船で働く日が来るなんて
1章 落ちこぼれ看護学生が救助船に乗るまで
2章 てんやわんやの救助船
3章 垣間見える人間模様
4章 救助した女性に会いにパリへ
5章 戦地ウクライナに赴く
6章 産科から垣間見るカメルーン
7章 ベナンの逞しい人々と共に
8章 自分自身の旗を立てよ

著者等紹介

小島毬奈[コジママリナ]
1984年、東京都生まれ。練馬区立春日小学校、石神井東中学校卒。オーストラリア・メルボルンの高校卒業後、帰国。2005年、看護学校へ進学。2008年に卒業後、助産学校へ進学。2009年都内の病院の産婦人科に就職。2014年から紛争地で助産師として医療活動を始める。リビア沖から地中海を渡る「死のルート」上で捜索救助船にて活動。2016年から8年間で11回乗船(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

54
想像することができない世界。と、思ったのは、数少ないメデイアからの情報しか知らないので、安易に想像できると言えないから。それだけ、一気に読んでしまうエネルギーが、この本にはあると思う。避難民という言葉を知ってから、どれだけの時間が経っていて、どれだけの数の人たちがいるのだろうか・・・。そこから思考が広がるのが、この国にも、状況の違いこそあれ、同じような視点で捉えられる人たちが少なくないのではということ。また、自分自身の価値観をどう維持するか、どう変えていくかを考える。2024/12/20

ぽけっとももんが

14
地中海でリビアなどから渡ってくる難民たちを助ける救助船、そして著者はそこで働く助産師である。ああ大変そうだけど立派なお仕事、では済まない現実。そもそも救助船はイタリアなど難民を受け入れざるを得ない国からはまるで歓迎されていない、どころか活動を阻害されている。ひどいとは思うけれども、では日本に毎月、毎日のように500人ずつ難民を乗せた船が来て「じゃよろしく」と置いていかれても確かに困る。人道的問題と相容れない現実だ。2025/02/02

makio37

13
助産師としてNGOで働く女性の体験記。多国籍の救助船スタッフゆえのいざこざから「民族、混ぜるな危険」は確実にあるなどと言ってみたり、10年で飢餓を無くすなどお花畑で「SDGsは、私にとっては、S(それは)D(できない)G(ごめん)の略語でしかない。」などと言ってみたり、現場を知る人は強い。ビジネスの為に密航業者が客である避難民を救助させようとし、罰金を逃れたい救助船が逃げる構図なども赤裸々に語られる。「誰かの真似をして同じ場所に行くのではなく、誰もいないところに自分の旗を立てよ」―逞しい女性だ。2025/01/12

おさと

9
忖度なしな文章。私には関係ない、じゃ、済まされない。2024/12/07

コピスス

9
リビアから地中海を渡ってヨーロッパに密航するボートを助ける救助船や、イラクの難民キャンプなどて働く日本人助産師の書いた本。勤務地は救助船や、戦地ウクライナ、アフリカのベナンやカメルーンなど過酷な状況。ともに働くチームの仲間は多国籍で衝突が起こることも。それでも助産師の仕事が好きだと働く著者。「多国籍の人たちの中ではたらいて揉まれて、今では誰にも惑わされない自分なりの軸、いいや、私は大丈夫と思える強い心も持てるようになった」いやー、かっこいい。2024/11/11

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