内容説明
高野・総評をささえた著者が、膨大な資料と証言により戦後労働運動を俯瞰・再構成し、労働者解放の道標をしめす渾身の大著。本巻では、六〇年安保闘争当時の経過と総括を収める。
目次
一九五〇年後半の時代背景 六〇年安保闘争への道(一)
六〇年安保闘争への道(二)労働運動、その一
六〇年安保闘争への道(三)労働運動、その二
六〇年安保闘争への道(四)最低賃金制立法化をめぐる闘争
六〇年安保闘争への道(五)―平和闘争
六〇年安保闘争の経過
六〇年三池闘争
六〇年安保闘争の総括
著者等紹介
高島喜久男[タカシマキクオ]
1909年2月10日、金沢市で生まれる。1926年、慶応大学経済学部予科入学。1931年、同学部中退。労農党本部書記などを経て、華北交通株式会社社員として北京で敗戦を迎える。1946年3月帰国、(財)経済復興協会、外国為替管理委員会事務官。1951年末ごろから1956年まで合化労連嘱託、総評本部書記。以後、労働運動にかんする評論の執筆、『週刊労働情報』『労働周報』の編集に従事。その間、1968年より1973年まで、東京経済大学学務部長。2000年11月15日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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