内容説明
タペストリーとは、染色したタテ糸とヨコ糸で、絵を描くように織り上げた、綴れ織りのこと。本書は、絵画・写真資料を効果的に用いて歴史を織りなす紙面構成や、歴史の時間軸(タテの流れ)と空間軸(ヨコのつながり)とを整理した配列構成・インデックス機能を、綴れ織りに見たて、「タペストリー」という名称をつけた。
目次
巻頭
世界全図でみる世界史
第1部 諸地域世界の形成(オリエント(西アジア)世界の形成
地中海世界の形成
南アジア世界の形成
東南アジア世界の形成
東アジア世界の形成)
第2部 諸地域世界の交流と再編(東アジア世界の再編と成長;イスラーム世界の出現と西アジア;ヨーロッパ世界の形成;ヨーロッパの成長と結びつく環大西洋地域)
第3部 世界の一体化と諸地域の変容(欧米近代社会の形成;欧米諸国の世界進出と各地域の変容;二つの世界大戦)
第4部 地球社会の到来(20世紀後半から21世紀の世界の流れ;20世紀後半から21世紀の世界各地域の動向)
巻末