目次
第1章 局面の五大要素(マテリアルのカウント;ビショップの特性 ほか)
第2章 チェックメイトとタクティクスのパターン認識(クイーン寄せのメイト;サクリファイスとチェックメイト ほか)
第3章 中盤のテクニック(ルークの理想的な使い方;ピースの組み替え ほか)
第4章 終盤のテクニック(クイーン+キングのメイト;ルーク+キングのメイト ほか)
第5章 練習問題(優勢なのは?;メイトするには? ほか)
著者等紹介
小島慎也[コジマシンヤ]
1988年11月15日生まれ。神奈川県逗子市出身。慶應義塾大学総合政策学部卒。2001年、中学入学直前にチェスに興味を持ち、麻布学園チェスサークルにて本格的に競技としてのチェスを始める。2005年、16歳で第38回全日本チェス選手権全国大会優勝。当時の最年少記録を更新。2009年、日本人で5人目となるFIDE Masterタイトルを獲得。2015年、日本人で2人目となるInternational Masterタイトルを獲得。現在は、フリーのチェスプレイヤーとして各種大会に参加するとともに、個人レッスンやレクチャー、著作活動等、幅広い活動を展開。日本人初となるGrandmasterタイトルの獲得を目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Gamemaker_K
9
チェスの中盤の考え方について勉強になった。見やすい紙面に加え、その局面に至る棋譜もあるので盤に並べて検討しやすいのもGOOD。このシリーズ、雰囲気がよくて好き。・・・チェスは相変わらず未熟だが、将棋と一緒で場数をこなして体で覚えていく必要もあるのかなと思った次第でございます。・・・で、もう一つ。諸々の手筋(フォークとかスキュアとか)を勉強するのは、そういう局面に持っていくためというよりはそういう局面にしないようにするためということなんだろうな、とも思った。きれいに手筋を食らうとダメージ大きい。2025/01/22
APIRU
9
初心者からのステップアップ指南書ということですが、中級者にとっても迷ったり思いつかなかったりする局面も多く、なかなか難易度高めだと思います。メイトのパターン、タクティクス、中盤・終盤のテクニックなど、各ページに一つずつ問題が用意されており、それを解きながら棋力を上げていくというスタイル。難しい内容も含まれていますが、それでも一つの局面に向き合って色々思惟を巡らせるのは楽しいものです。そしてコラムにあった通り必ずしも正解・不正解に拘泥しなくてもいいし、自分が楽しいと思う手を指すことこそ蓋し正着なのでしょう。2024/11/12
サト
1
駒の特性から、形勢判断、序盤・中盤・終盤における考え方やテクニックが一通り学べます。 一問一答形式ですが、それぞれの問題にテーマが与えられているので考えやすい。また、解説が丁寧で駒の動きが矢印で示されているので視覚的にも分かりやすい。 エンドゲーム、特にポーンエンディングはまだ自分には難しいので何度も見返してうまく指せるようになりたい。2025/02/17
言いたい放題
0
斜め読み2025/03/15