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内容説明
百人一首かるた競技は“記憶の勝負”といわれる。歌をおぼえるためには歌意を知り、詠人を知る必要がある。古きよき時代に心を寄せるために、本書は歌意、参考歌、作者、出典を明記。競技を楽しむための心得、方法、規則、歌の暗記法、札の並べ方、早取り法などを記したホカ、百の歌すべてに、日本人に長く親しまれてきた先人の麗筆になる貴重な絵札を配した。百人一首をはじめて手にする人たちでも、すぐ親しめるよう意を用いた、画期的なハンドブック。
目次
1 百人一首鑑賞―本歌・歌意・参考・作者・出典(秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ(天智天皇)
春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山(持統天皇)
足引の山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む(柿本人麿) ほか)
2 百人一首考(九百種こえる百人一首;小倉百人一首の原形;小倉百人一首の成立と成書 ほか)
3 かるた遊びのいろいろと早取り法(かるた遊びの由来;風雅を好む日本人と小倉かるた;日本の伝統精神へのめざめ ほか)