子どものためのトラウマフォーカスト認知行動療法―さまざまな臨床現場におけるTF‐CBT実践ガイド

個数:

子どものためのトラウマフォーカスト認知行動療法―さまざまな臨床現場におけるTF‐CBT実践ガイド

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月20日 06時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 316p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784753311002
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C3011

内容説明

トラウマフォーカスト認知行動療法―TF‐CBTは、トラウマを体験した子どもに対する、科学的根拠に基づいた効果的な治療法である。TF‐CBTは、明確な理論的基盤のもとにスマートな概念構成がなされており、治療の枠組みがわかりやすい。また、ひとつひとつの枠組み(セッション)のなかでの到達目標も、ゴールも具体的である。セラピストが獲得すべき治療スキルも明確に示されている。そして、もうひとつ重要なこと―苦しいこともあるが楽しいことも多い治療法なのである。こうした特徴をもつTF‐CBTは、さまざまな治療対象、臨床現場で適用できる。本書では、学校や入所型治療施設などで、また発達に障害を有する子どもや複雑性トラウマを抱える若者に対して等、場所と対象に応じて工夫し応用できるTF‐CBTが、豊富な事例とともに紹介されている。トラウマを抱える子どもと若者、その家族を支援する臨床家必携の1冊。

目次

第1部 さまざまな認定におけるトラウマフォーカスト認知行動療法の適用(学校で実施するTF‐CBT;里親養育を受けている子どもたちへのTF‐CBT;入所型治療施設でのTF‐CBT)
第2部 発達に応じたトラウマフォーカスト認知行動療法の適用(遊びの適用とスキルに関する構成要素;遊びの活用とトラウマ特有の構成要素;発達に障害を有する子どもへのTF‐CBT;複雑性トラウマを有する青年へのTF‐CBT)
第3部 特定のグループのためのトラウマフォーカスト認知行動療法の適用(軍人家族の子どもたち;ラティーノの子どもたち―文化的修正を加えたTF‐CBT;アメリカ・インディアンとアラスカ先住民族の子どもたち―子どもを讃える‐環をつなぐ)

著者等紹介

コーエン,ジュディス・A.[コーエン,ジュディスA.] [Cohen,Judith A.]
認定児童青年精神科医。ピッツバーグのアルゲニー総合病院Allegheny General Hospitalにおける子どものためのトラウマティック・ストレスセンターCenter for Traumatic Stress in Children and Adolescentsのメディカル・ディレクター。アンソニー・P・マナリノ博士とともに、1986年から米国精神保健研究所National Institute of Mental Healthや物質依存精神保健管理庁Substance Abuse and Mental Health Services Administration(SAMHSA)、合衆国司法省U.S.Department of Justiceなどから助成を受け、トラウマを有する子どもの治療を行なっている

マナリノ,アンソニー・P.[マナリノ,アンソニーP.] [Mannarino,Anthony P.]
認定臨床心理士。ピッツバーグの子どものためのトラウマティック・ストレスセンターのディレクター、ドレクセル大学医学部精神科教授。1980年代から、子どものトラウマティック・ストレスの分野の指導者である。全米子どもへの虐待とネグレクトセンターNational Center on Child Abuse and Neglectと米国精神保健研究所など数多くの連邦政府からの助成を得て、トラウマティック・ストレスを受けた子どもの症状の臨床経過や、トラウマを有する子どもとその家族に対する有効な治療方法の開発に関する研究を行ってきた

デブリンジャー,エスター[デブリンジャー,エスター] [Deblinger,Esther]
認定臨床心理士。子ども虐待研究教育臨床サービス研究所Child Abuse Research Education and Service Instituteの共同設立者、共同代表、ニュージャージー医科歯科大学オステオパシー医学部University of Medicine and Dentistry of New Jersey (UMDNJ)、School of Osteopathic精神科教授。1986年からUMDNJ基金、全米子どもへの虐待とネグレクトセンター、米国精神保健研究所から助成を得て、子どもへの虐待の与える影響やその治療の研究を行ってきた

亀岡智美[カメオカサトミ]
精神科医。和歌山県立医科大学卒業。大阪府立病院、大阪府立中宮病院松心園、大阪府こころの健康総合センターを経て、2012年より兵庫県こころのケアセンター副センター長兼研究部長。2006年より、大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター客員教授。2010年より、大阪大学大学院連合小児発達学研究課招へい教授

紀平省悟[キヒラショウゴ]
小児科医。和歌山県立医科大学卒業。国立武蔵療養所小児神経科レジデント、和歌山県立医科大小児科助手、済生会有田病院小児科部長、有田市立病院小児科医長等を経て、現在は和歌山つくし医療・福祉センター小児科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

3
副題の方が分かりやすい。実践する上でのガイド。TFーCBTについては、概論程度。最後の章は文化が違うので、読み飛ばした。2015/10/24

huchang

0
訳本にしては珍しくあまり日本語に破綻がなくて、好感を持った。子どものためのとあるので当然だと思うのだが、家族や養育者と一緒に取り組むことの重要性をけっこうしつこく書いているのが印象的。アメリカらしいとも言えるが、「子どもの」トラウマは、家族のトラウマでもあるからなぁ。後半の3章は、軍属・ラティーノ・先住民族の子どもと家族などに特に配慮すべきことが書かれているが、これは日本在住だからと言って同じ背景と常識を持つと無条件に思わないようにするためにも読んでおいた。けっこう役に立ちそう。2021/12/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9917874
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品