内容説明
今、子どもたちに起きている運動能力の低下!その原因を探り、成長期の障害対応を考える。
目次
第1章 どうして学校で運動器検診が必要か
第2章 学校での運動器検診―その結果と課題
第3章 子どもの身体的特徴と問題を知る
第4章 成長期に起きやすい外傷と障害
第5章 障害・外傷が起きたときの応急処置
第6章 学校や家庭でできるボディチェック
第7章 運動器障害への対応
第8章 全人的教育としてのスポーツ
著者等紹介
柏口新二[カシワグチシンジ]
整形外科医師。1955年生まれ、徳島大学出身。20年間の大学病院勤務、3年間の国立療養所勤務を経て2005年から、野球肘検診と運動器検診を全国に普及させることを目的に、東京厚生年金病院整形外科(現在のJCHO東京新宿メディカルセンター)に異動。子どもの夜間スポーツ外来を開設。定年退職後は再び国立病院機構徳島病院に戻る。地方医療に従事しながら、週の後半は東京、山梨、青森で診療と医療従事者の教育活動を続けている。専門はスポーツ医学全般で、特に野球肘や筋トレに関心がある
梅村悟[ウメムラサトル]
理学療法士。1975年、東京都台東区生まれ。1999年、東海大学卒業、社会福祉士免許取得。江東区社会福祉協議会勤務。2007年、東京医療学院理学療法学科夜間部卒、東京厚生年金病院(現JCHO東京新宿メディカルセンター)勤務。2016年より東京明日佳病院に勤務。養護教諭など教職員の集まりで実践講座を精力的に開催、好評を得ている
笠次良爾[カサナミリョウジ]
国立大学法人奈良教育大学教育学部保健体育講座教授。整形外科医師。1967年生まれ、奈良県立医科大学出身。15年間整形外科医として大学病院や関連病院での勤務後、ケガの予防を学校現場で行なうことを目的として2008年に医局を辞め、奈良教育大学教育学部に赴任し、教員養成に関わる。現在も週2回の外来を続けながら学校現場へ出向き、教員や児童生徒と向き合う日々を続け、10年前からは奈良県で立ち上げた野球肘検診の運営メンバーに。また30年前からトライアスロン競技に関わり、現在は公益社団法人日本トライアスロン連合のメディカル委員会委員長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。