内容説明
刑務所に入ったら、どうなるのか?
そうした疑問に答えるために、刑務所の中の暮らしを完全図解化!
受刑者のファッション、刑務所の食事や入浴といった暮らしにまつわることはもちろん、懲役受刑者が課される「刑務作業」の内容と人気の作業、イジメや喧嘩が横行する所内の人間関係、集会や運動会といった刑務所のイベント、さらには甘シャリやテレビの視聴など刑務所の意外な楽しみまで、刑務所のすべてを図解で網羅。巻末には「刑務所用語集」も収録。
この1冊を読めば、刑務所のすべてが分かる!
目次
序章 逮捕から裁判まで「刑務所の前」
第1章 収監決定!「刑務所にようこそ」
第2章 現代監獄の実態「刑務所の暮らしと仲間たち」
第3章 規律で縛られた「刑務所のオキテと刑務作業」
第4章 知られざる「刑務所の意外な楽しみ」
終章 出所まであと少し「刑務所よ、さらば」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
初
2
これだけをもってして逮捕から刑務所までの流れを把握できたと思わないほうがいいと思います。 例えば警察の高圧的、脅迫的な取調べはせいぜい00年代半ばくらいまで。確かに昔は日常的にありました。でもいまこの書籍に書かれているようなことをすれば大問題になるのでできません。 「刑務所より酷い環境の留置場」みたいな解説もありましたが監獄法が改正されて留置施設視察委員会なども設置され、留置場の環境やシステムはかなり改善されています。 できれば「『改訂版』図解刑務所のカラクリ」みたいなのを上梓してくれることを望みます。2021/10/22
hiroshi0083
2
このジャンルの名著「刑務所の中」とどうしても比較してしまう。本の構成は、それぞれの項目――例えば「逮捕と任意同行」や「過酷で厳しい取り調べ」など――について、見開きごとにまとめてあるというもの。右ページに文章による解説、左ページに補足のイラストに解説文がついているのだが、正確さ優先のためか面白みに欠ける上、左ページが分かりにくくて読みにくい。解説文がほとんど右ページと重複しているので読まなくてもいいと思いきや、新しい情報も書かれていて、結局は同じような解説を読まなければならない。2015/04/08
かいわれ
0
ネタバレになるのであまり言いませんが、「ん?」と首を傾げるような矛盾した箇所がけっこうあります。 「さっき書いていることと、いま書いていることと違うぞ?」ということがいくつかあって首をひねります。 その矛盾箇所を照らし合わせてみるのですが、やはりどう読んでも矛盾しているのです。 自分はかなり細かいところまでこだわるタチなので、普通はサラリと読み流すかもしれないところでも「ん?」とか「あれ?」となってしまうのです。 結局「?」が多くなってしまったこの書籍で逮捕から刑務所までが理解できたとは思えません。2021/10/21
9rikaz00
0
図書館でおなじみの図解シリーズの刑務所版といった趣で逮捕から満期釈放までを平易に解説してくれている。巻末には用語図鑑までかんびしており、この本さえあれば、刑務所のお世話になることがあっても大丈夫だ。2019/09/10
フライドポテト
0
斜め読み2018/03/16