内容説明
フランスを革命に導いた「知」の巨人ヴォルテール―。旧体制を改革するために市民として彼がとった行動、彼の哲学・思想を明らかにする。
目次
序章 改革か革命か―ヴォルテールとルソー
第1部 ヴォルテールの生涯(誕生と少年時代;青年時代;英国滞在と『哲学書簡』;シレーのヴォルテール;宮廷人ヴォルテール;ジュネーヴのヴォルテール;フェルネーの長老;パリ帰還と死)
第2部 カラス事件とヴォルテールの戯曲・歴史観(カラス事件;カラス事件とヴォルテール;フランスのセイクスピア;歴史家のヴォルテール)
著者等紹介
小林善彦[コバヤシヨシヒコ]
1927年東京生まれ。1952年東京大学文学部仏文科卒業。現在、東京大学名誉教授、(財)日仏会館顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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