ガス燈酒場によろしく

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163755304
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ご存じ「週刊文春」の長寿エッセイ、連載1000回を超えてますます絶好調!! 震災を超えてなお続く疾風怒涛の日々を熱く綴る。

ご存じ「週刊文春」の長寿エッセイ最新刊。連載1000回を超えてますます快調。ヨウジヤマモトのファッションショーでモデルデビューしたかと思えば、沖縄でマグロ釣り、豪華客船「飛鳥?U」でクルージング……と今日も東奔西走。そんなさなか、大震災でシーナも激しく揺れた。原発問題と地球の終わりについて突然ハゲシク考察するのだ――。
ちなみにタイトルが夏真っ盛りにふさわしくないと思われるかもしれませんが、ちゃんと理由があります。それは本書を読んでのお楽しみ。

内容説明

ずっと遠い昔ガス燈のともる酒場があった。霧に少しけぶって、あれは酔眼のまぼろしだったのだろうか。好評!風まかせ赤マントシリーズ第23弾。

目次

異次元へのほっつき歩き
『脳単』を知っているか
でっかい焚き火をしたいなあ
さまよえる家
発作的モデル体験記
かみつ木の愛
マグロを釣った
泣き叫ぶ地球
春は海苔サン
高野山で考えたこと〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

36
さて、いつものシーナさんの「赤マント」。冒頭の「異次元へのほっつき歩き」というタイトルから、すでに詩的である。さりげない日常語が、ここまでシュールなタイトルを生むのは、ちょっと感動だ。全編の要約など不可能なエッセイ集だが、その話題の一つ。たき火をするにも規則にしばられる。しかたがないのか? 最近はどこもそうらしいが、杓子定規ではないのか、と思うことしきり。山火事は確かに危険だが、何もない海岸でのたき火までが規制されるのは、どうかと思う。条件が整っていたら許可したら? とふっと思った。2015/01/16

ナラサン

19
そーか。シーナさんとうとう痛風出ちゃったか。毎日ビールぐびぐびやって居酒屋メニュー食ってたらそりゃぁね(笑)でも痛風に良くないプリン体含有食品ってホント旨いモンばっかりだから困る。自分も予備軍だな、アイコンにするほどビール好きだし・・・(-_-)2012/11/30

sora

18
落ち着いた大人が、しみじみお酒を飲みながら、書いた話が満載です。大震災と原発事故の話題もあり、しっとりとした気分で読みました。2013/10/31

むぎじる

16
赤マントシリーズ。お気に入りは、シーナさんの文庫本の内容紹介に対して格差社会を感じた「異次元へのほっつき歩き」。交通機関などのサービスを新しいシステムに転換するだけでなく、昔ながらの「切符切り」も残したらどうか?の「精密でも便利でなくてもいい」。毎日ビールを飲んでいるシーナさんが、とうとう痛風にかかってしまったなんて、とてもショック・・・どうぞお大事に、そしてまた元気なエッセイが読みたい。2012/12/19

takeapple

14
赤マントシリーズもこれを読んでしまったのであと1冊しかない。どうしよう。ナマコシリーズとの違いはこっちの方が紹介されている本が多いこと、沢野ひとしのイラストが見られるということだなあ。東日本大震災のところを読むのは辛いなあ。2018/06/24

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