内容説明
南仏の小都市で建設中のマクドナルド店は、なぜ、どのように、「解体」されたのか?ジョゼ・ボヴェは、1976年以来ラルザックに住み着いて、たたかいつづけている。
目次
十五歳のとき、高校を退学させられる
二十一歳で、良心的兵役忌避の運動に参加
プルードン、バクーニン、クロポトキンの著作に魅せられる
ラルザック農民と連帯して石積みの羊小屋をつくる
一九七六年、ラルザックに腰を落ち着ける
地元の経済生活に参入することが、たたかいであり、抵抗の証し
一九七六年、基地に侵入して、軍事施設の事務局を包囲・占拠
人々の共感を呼ぶような劇的な行動を引き起こすこと
土地に根づいてたたかいを持続し、他のさまざまな運動と協力しあう
ラルザックの土地をカナクの人々に提供〔ほか〕
著者等紹介
杉村昌昭[スギムラマサアキ]
1945年生まれ。現在、龍谷大学教授。フランス文学・思想専攻
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