内容説明
本書は、著名な経済理論家であり、長年来にわたって第四インターナショナルの指導者でもあったエルネスト・マンデルの主要著作の一つである。反共リベラリストたちによる卑劣な攻撃から、最も体系的にロシア革命の全体としての歴史的正統性を擁護している。
目次
第1章 1917年10月―クーデターか社会革命か
第2章 国際的意義
第3章 国内的意義
第4章 政治的意義
第5章 ボリシェヴィキの路線―批判的分析
第6章 レーニンの組織観
第7章 戦略的次元
第8章 結論に代えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょこ
1
夢想家の夢が実現した革命。 ロシア革命は判例がないため「私は戦い、それから見る(ナポレオン)」やり方。問題を回避するのではなく、問題が起こったとき、早期に是正し、過ちの繰り返しを防ぐメカニズムをつくる。これ取り入れたい。十月革命は今のウォール街のデモと重なる。レーニンのような指導者がいれば、同じ革命がおこるのかも。文学は感性豊かにしてくれるけど、やっぱこういうのも読んで頭使っていろいろ考えないと、頭が馬鹿になる。知性と感性は相乗関係にあると思う。メモとしての感想なのでぐちゃぐちゃです。読んだ方ごめんなさい2011/10/23
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