ナマケモノは意外と早起き

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ナマケモノは意外と早起き

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806717102
  • NDC分類 481.3
  • Cコード C0045

出版社内容情報

脳を半分だけ眠らせて泳ぐイルカ、1日250回うたた寝する働きアリ、
意外と早起きなナマケモノ……。
生き延びるための生き物たちの「時間の使い方」を紐解く1冊!

私たちの体は、「体内時計」という見えないリズムに支配されています。
しかし、この時間と戦っているのは人間だけではありません。

クマは長い冬を乗り切るために時間の流れを変え、
暗闇の洞窟魚は光のない世界で新しい時計を手に入れました。

本書は、極限環境を生き抜く動物たちの驚くべき「時間の戦略」を通して、
生命にとって"時間とは何か"を解き明かす1冊です。
多様で奇妙で、しかしどこか私たちとつながっている「生き物たちの時間の物語」。
読めばきっと、自分の「時間の使い方」が変わります。


【目次】

プロローグ 生き物たちの生存戦略
この本の基本ルール
この本に出てくる重要な用語

第1章 極限の睡眠戦略 脳と時間を操る生き物たち
01 ぐっすり眠ると溺れる!? 脳を半分ずつ交代させながら起き続けるイルカ
02 空飛ぶ徹夜明け 平均12秒の居眠りで海を渡るグンカンドリ
03 敵がいないとキリンも横になって爆睡!? 環境で切り替わる動物たちの睡眠戦略
04 格差社会に生きるアリの睡眠 女王は9時間、働きアリはうたた寝250回
05 南国なのに「冬眠」? お腹が空くから冬眠するフトオコビトキツネザル
06 冬眠は生存戦略 時計を止めないクマと時計を止めるリス
07 恐怖が時間を止める? 匂いで「人工冬眠」を操る未来

第2章 極限の環境適応 「光」を捨て、書き換えられた時計
08 太陽光の届かない暗闇での時計の合わせ方 食べ物のリズムで生きる深海生物
09 光より温度が大事! 地中のネズミが選んだ意外な「時計」
10 体内時計を「捨てて」省エネ! 暗黒の洞窟魚が選んだ究極の生存術
11 1日は47時間!? ソマリア洞窟魚が選んだ光代わりの「ごはん時計」
12 白夜を生き抜くトナカイの叡智 時計の出力調整と究極の「ながら睡眠」
13 春は不眠不休、夏は泥のように眠る ご馳走のために時計を捨てるホッキョクグマ
14 27億年前のタイムキーパー 地球最古の時計が解いた化学の難問
15 体内時計は本当に必要か? 競争社会で真価を発揮する生存ツール
16 進化は修繕屋 赤血球に宿る最古の時計と部品の使い回し
17 核がなくなっても朝と夜は忘れない!? 巨大単細胞カサノリが隠し持つ「第2の時計」
18 海の支配者を操る24時間タイマー 赤潮とプランクトンの深き関係

第3章 地球を旅する体内時計 太陽と星を読むナビゲーション術
19 渡り鳥のナビゲーション術 体内時計が太陽と星を読む方法
20 触角に「時計」を持つチョウ オオカバマダラの驚異的なナビゲーション能力
21 ミツバチは「未来の太陽」が見えている? 太陽と踊るミツバチの時間術
22 お米より小さな脳で1000キロ旅する 天の川を道標にする夜の航海者「ボゴンガ」
23 「早起きは三文の得」どころか命取り!? だらしない時計が命を救う北国の昆虫
24 太陽が告げる恋の合図 「光の長さ」で未来を読む動物たちの知恵
25 3役をこなす、昆虫界の何でも屋 季節を読んで繁殖をストップさせるコラゾニン
26 ミジンコは未来を予測できる!? 子どもの性別を変えるミジンコのお母さん
27 1年を計る脳の作り替え メダカが解き明かす「概年時計」の壮大な仕組み

第4章 時計遺伝子と繁殖 生き物たちの恋のタイミング
28 完璧にシンクロする恋の夜 

内容説明

ナマケモノはずっとのんびりしている―。そう思っていませんか?実は、生き物たちはみな、環境に合わせて”最適な時間の使い方”をしているだけ。イルカは半分眠りながら泳ぎ、昆虫は人間とはまったく違う周期で生き、光の届かない洞窟に棲む魚は「食事」を頼りに時を刻みます。生き物たちはそれぞれの環境で、独自の「体内時計」を進化させ、天体のリズムと体のリズムを同期させることで生き延びてきました。本書では、驚きに満ちた動物たちのエピソードを通して、体内時計の仕組みとその意味をわかりやすく解説。生命にとっての「時間」の本質へと迫る、「面白くてタメになる体内時計の科学」です。

目次

第1章 極限の睡眠戦略 脳と時間を操る生き物たち(ぐっすり眠ると溺れる!? 脳を半分ずつ交代させながら起き続けるイルカ;空飛ぶ徹夜明け 平均12秒の居眠りで海を渡るグンカンドリ ほか)
第2章 極限の環境適応 「光」を捨て、書き換えられた時計(太陽光の届かない暗闇での時計の合わせ方 食べ物のリズムで生きる深海生物;光より温度が大事! 地中のネズミが選んだ意外な「時計」 ほか)
第3章 地球を旅する体内時計 太陽と星を読むナビゲーション術(渡り鳥のナビゲーション術 体内時計が太陽と星を読む方法;触角に「時計」を持つチョウ オオカバマダラの驚異的なナビゲーション能力 ほか)
第4章 時計遺伝子と繁殖 生き物たちの恋のタイミング(完璧にシンクロする恋の夜 2日に1回しかデートしないオオクロコガネ;リズムが合わないと恋もできない? 光の点滅に「方言」を持つホタル ほか)

著者等紹介

遠藤求[エンドウモトム]
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科バイオサイエンス領域教授。2002年京都大学理学部卒業。京都大学大学院理学研究科にて博士(理学)の学位を取得。カリフォルニア大学サンディエゴ校研究員、京都大学大学院生命科学研究科助教、准教授を経て、2018年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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