出版社内容情報
プロも知らない、オーガニック(有機農食)の社会実装、最新リポート!
有機農業が自然にも人にもやさしいということはわかる。
しかし、国が重い腰を上げない中で個人・自治体・県はどのように動けばよいのか?
気候変動や生物多様性の喪失など、農業でも環境への配慮が欠かせない時代。
輸送コストを下げるためにはローカルな地産地消、里山の保全や有機農業の効果的な実践には小規模家族経営が有効である。
スイス、台湾、タイ、韓国、群馬、茨城、滋賀、北海道など、多様な取材先でのローカル自給の実現可能性、そのために必要な制度・仕組みは何かを考える一冊。
地元住民を巻き込み、市民と自治体、そしてより上位の行政との活発な相互作用を生み出すためのコツとは。
世界各地で動きはじめた有機給食やファーマーズマーケット、直接支払い、後継者育成など、オーガニックの実践による地域再生のヒントが満載。
【目次】