きのこと動物―森の生命連鎖と排泄物・死体のゆくえ

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きのこと動物―森の生命連鎖と排泄物・死体のゆくえ

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  • サイズ 46判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806716150
  • NDC分類 474.8
  • Cコード C0045

内容説明

動物と菌類の食う・食われる、動物の尿や肉のきのこへの変身、きのこから探るモグラの生態、鑑識菌学への先駆け、地べたを這う研究の意外性。菌類のおもしろさを生命連鎖と物質循環から描き、共生観の変革を説く。

目次

1章 けものときのこ
2章 昆虫ときのこ
3章 線虫ときのこ
4章 排泄物ときのこ
5章 死体ときのこ
6章 廃巣ときのこ
7章 生態系における動物ときのこ
8章 雑感

著者等紹介

相良直彦[サガラナオヒコ]
1938年、大分県に生まれる。1960年、京都大学農学部卒業。1962年、京都大学大学院農学研究科修士課程修了。1966年、京都大学大学院農学研究科博士課程退学、京都大学教養部助手。1975年、京都大学教養部助教授、1989年、同教授。1992年、京都大学大学院人間・環境学研究科教授(改組、配置換え)。2001年、定年退職(63歳)。2001~2003年、京都工芸繊維大学非常勤講師。2001~2008年、龍谷大学非常勤講師。農学博士、京都大学名誉教授。尿、糞、死体などが朽ち果てた後(跡)に生える一群の菌類を発見し、生態群「アンモニア菌」「腐敗跡菌」を確立した。また、モグラの生態研究にも独自の道を開いた。2001~2008年、京都に半年(研究継続、非常勤講師)、郷里大分県の山間地に半年(百姓)。2009年以降、郷里に独居、百姓継続。2011年以降、「やまくに山村塾」(成人向け勉強会)主宰。2014年、わな猟狩猟免許取得。2016年、伐採等(チェインソー)業務資格取得。2018年、車両系建設機械(油圧ショベル、ブルドーザーなど)運転免許取得。山林を(個人で)所有することを勧めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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海星梨

9
内容が古いとかよりも何より、この著者が苦手だった。「自然を〜」とかいう理由で動物の死骸は埋めないのに、蜂の巣は埋めるんかい、とか。きのことタイトルに入ってるからか、なぜか子実体を形成するものに拘ってるけどそれも謎。地中で営巣する動物・虫の糞から長い柄を持った子実体が生える。動物の死体も同様。リスはきのこを樹木の枝の上に蓄えることもあるほか、若い森林へ食事に来、糞を通じて菌根菌散布者になっている。2023/11/25

ぴょんpyon

0
著者の研究史とも呼べそうな内容。雑多だとか、内容が古い(1980年代の研究成果が多い)だとか、批判はあるかもしれない。しかし、とりわけ、アンモニア菌と動物をめぐる調査については他に比肩するものがないほど素晴らしいものだった。モグラやヒミズ、シロアリ、スズメバチなど多くの動物の巣と排泄物と、菌(きのこ)の関係を示す本書の記述は臨場感が感じられ、楽しく読むことができた。前提知識があった方がおもしろいだろう。大園享司著『菌類生態学』など菌類の入門書を読んでおくと良いと思う。2021/09/12

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