目次
序章 豊かな森林経営を未来に引き継ぐ―林業家からの発信
第1章 オーストリアとの比較から見た日本林業の可能性
第2章 小規模な林業経営と大規模な需要を繋ぐドイツの木材共同販売組織
第3章 森を有効に活かすアメリカの投資経営とフォレスターの役割
第4章 ドイツの森林官が持つ専門性と政府の役割
第5章 政策と現場を繋ぐ自治体フォレスターの可能性
第6章 市町村フォレスターの挑戦
第7章 多様な森林経営を実現させるための技術者育成
第8章 科学に裏付けられた森づくり
終章 新しい「木の時代」がやってくる
著者等紹介
熊崎実[クマザキミノル]
1935年生まれ。一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会および日本木質ペレット協会顧問、筑波大学名誉教授。農学博士。三重大学農学部卒業後、農林水産省林業試験場(現・森林総合研究所)に勤務。林業試験場林業経営部長、筑波大学農林学系教授、岐阜県立森林文化アカデミー学長を歴任。専門分野は、国際森林資源論、木質バイオマスのエネルギー利用。日本林学会「林学賞」受賞(1981年)、第27回「みどりの文化賞」受賞(2017年)
速水亨[ハヤミトオル]
1953年生まれ。速水林業代表、(株)森林再生システム代表取締役。慶應義塾大学法学部卒業後、東京大学農学部林学科研究生を経て、家業の林業に従事。2000年に日本で初のFSC認証を取得し、環境保全型林業経営で知られる日本林業のトップランナー。妻(速水紫乃)と夫婦連名で第57回農林水産祭天皇杯受賞(2018年度)
石崎涼子[イシザキリョウコ]
1974年生まれ。国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所企画部研究企画科企画室長。博士(学術)。筑波大学生物資源学類卒業後、農林水産省森林総合研究所に勤務。日本とドイツ等との比較を軸に、森林の管理に関わる人や制度、仕組みについて研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
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