角川選書 シリーズ世界の思想<br> プラトン ソクラテスの弁明―シリーズ世界の思想

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角川選書 シリーズ世界の思想
プラトン ソクラテスの弁明―シリーズ世界の思想

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047036369
  • NDC分類 131.3
  • Cコード C0310

出版社内容情報

西洋の哲学はここからスタートした。古代ギリシア哲学入門として必読の書。古代ギリシアを代表する哲学者ソクラテス。
その生涯は刑死という衝撃的な最期を迎えたが、その裁判の一部始終をプラトンが記録したのが『ソクラテスの弁明』である。誰よりも正義の人であったソクラテスが裁判で何を語ったかを伝えることで、彼の生き方を明らかにした名著。

幸福であるためには、何が自分にとって善であるかを知っていなければならない。これが知恵や真実を求める意味であり、この意味での善悪の知が魂を優れたものにするーー。古代ギリシア哲学の白眉ともいえる『ソクラテスの弁明』の全文を新訳とわかりやすい新解説で読み解く。「徳」と訳されるアレテーなどギリシャ哲学の概念にも触れつつ、ソクラテスの言動や思想を通して哲学とは何かに迫る。

岸見 一郎[キシミ イチロウ]
著・文・その他

内容説明

幸福であるためには、何が自分にとって「善」であるかを知っていなければならない。これが知恵や真実を求める意味であり、この意味での善悪の知が魂を優れたものにする―。古代ギリシア哲学の白眉ともいえる『ソクラテスの弁明』の全文を新訳とわかりやすい新解説で読み解く。「徳」と訳される「アレテー」などギリシア哲学の概念にも触れつつ、ソクラテスの言動や思想を通して人生とは何か、哲学とは何かに迫る。

目次

ソクラテスの生涯(裁判;ソクラテスの徳;相対主義を超えて;プラトン)
『ソクラテスの弁明』(弁明の前に―真実を語ること;中傷の起源;古くからの告発者への弁明;人間教育;デルポイの神託 ほか)

著者等紹介

岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。京都教育大学教育学部、奈良女子大学文学部(哲学・古代ギリシア語)、近大姫路大学看護学部・教育学部(生命倫理)非常勤講師、前田医院(精神科)勤務、京都聖カタリナ高等学校看護専攻科(心理学)非常勤講師を歴任。専門の哲学に並行してアドラー心理学を研究、精力的に執筆・講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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西

24
岸見一郎さんに出逢わなければ興味を持つこともなかったであろうギリシア哲学。紀元前ってめちゃくちゃ大昔なのに、そこで語られることはそんなに変わりがないというか、反対に昔の人の方が真理に近いというか。知を愛するという事、ソクラテスのあまりの真摯さ、でも語られることは決して古びていない凄さ。とはいえ女性蔑視の部分はさすがのソクラテスもただの男だなとは思うけど、真理を追究する姿勢と覚悟は見事2018/11/12

uD

23
全33章からなるプラトン著『ソクラテスの弁明』を、岸見一郎先生と一緒に読み解いていきます。さすが岸見先生、解説がわかりやすい。 「ソクラテスは無神論者なのか」の章で、ソクラテスが告発者のメレトスに尋問し、告訴状の内容と矛盾した発言をさせるところが痛快でした。ソクラテスは数学の論理を弁えていたのでしょうか。「要するに告発したかっただけでしょう?」というアドラーの目的論のような考え方につながる部分があり興味津々でした。 角川選書「世界の思想」は初めて読みましたが、このシリーズで古典に触れるのもアリですね。2018/12/31

seki

17
アドラー心理学で有名な岸見先生が解説する「ソクラテスの弁明」。ギリシャ哲学の定番である同書を分かりやすく解説している。ソクラテスの言葉を弟子のプラトンが書いたものだが、プラトンの解釈も多いに入っているという。ソクラテスとはどういう人だったのか、哲学がどのように生まれてきたか少し知りたいという人には良書。2020/02/01

シグマ

11
女性軽視発言が意外。解説あるとやっぱり読みやすい。2019/08/10

みのくま

7
本書は「ソクラテスの弁明」を章ごとに解説していくのだが、その内容はあまり感心できるものではない。著者はソクラテスの言う「魂の世話」をカウンセリングやサイコセラピーの起源と位置付ける。その為かソクラテスのカウンセラーに見立ててしまう所があり、たまに表出するソクラテスの激烈な物言いに苦言を呈したりするのだ。しかしソクラテスは現代のカウンセラーとは根本的に異なる存在であろう。彼は治療者ではないし、興味の中心は対話の相手ではなくもっと抽象的な概念である。ソクラテスという劇物を脱臭したい欲望は現代にまで続いている。2024/04/08

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