宝石 欲望と錯覚の世界史

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宝石 欲望と錯覚の世界史

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  • サイズ B6判/ページ数 375p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806715481
  • NDC分類 459.7
  • Cコード C0020

内容説明

美しい宝石や高級腕時計を手に入れたい。そして、それを身につけている姿を、誰かに見てもらいたい。人はなぜ、きらきら輝く宝石や腕時計に惹きつけられてしまうのか。宝石の価値とは、一体何なのか。マリー・アントワネット、エリザベス女王、御木本幸吉、デビアス。人々を虜にし、国をも動かしてきた宝石の魅力を、社会史、文化史として華麗に綴った8章。

目次

第1部 WANT 欲望―思い込みと希少性 石が宝石になるための「価値の幻想」とは(マンハッタンを買い上げたガラスビーズの物語;「永遠の輝き」は本物か?―婚約指輪の始まり;エメラルドのオウムとスペイン帝国の盛衰)
第2部 TAKE 獲得―歴史を動かすもの 私達の行動を形作る宝石の意味(フランス革命を起こした首飾り;姉妹喧嘩と真珠;ソヴィエトに資金を流す金の卵)
第3部 HAVE 所有―誰でも手に入れられるもの 真珠と腕時計―一個の宝石が社会変革を起こす(真珠と日本―養殖真珠と近代化;タイミングが全て―第一次世界大戦と最初の腕時計)

著者等紹介

レイデン,エイジャー[レイデン,エイジャー] [Raden,Aja]
シカゴ大学で古代史と物理学を学ぶ。在学中に著名なハウス・オブ・カーン・エステート・ジュエラーズのオークション部に部長として勤務。また、ロサンゼルスに拠点を置く宝飾ブランド、タコリ社で7年以上にわたってシニアデザイナーとして働いた経験を持つ。経験豊かなジュエラーであり、研鑽を積んだ科学者でもある。カリフォルニア州ビバリーヒルズに住む

和田佐規子[ワダサキコ]
岡山県の県央、吉備中央町生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。夫の海外勤務に付き合ってドイツ、スイス、アメリカに合わせて9年滞在。大学院には19年のブランクを経て44歳で再入学。専門は比較文学文化(翻訳文学、翻訳論)。首都圏の3大学で、比較文学、翻訳演習、留学生の日本語教育などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

27
科学的な知識がありつつも、宝石や稀少品への人間の所有欲を認め、その歴史や今を語るこの本。「欲しい」「集めたい」という純粋な欲が人の人生を、そして歴史をゆがめていく様にはただただあ然とするばかり。昨日メルカリで売られたという「夏休みの宿題を終わらせる」というような商品について聞いたんですが、人身売買や麻薬取引のニュースを聞いた時と同じ気持ち。「そこまでしてもほしいんだ!」2018/09/09

くさてる

25
いや、面白かった。いわゆる宝石のトリビア本かと思ったら、宝石そのものではなくそれに欲望と価値をまとわせることに尽力した人々の物語といった方が正しかった。よく知られている「マンハッタンをガラスビーズと交換してしまったネイティブアメリカン」の逸話をまた違った視点で紹介したり、養殖真珠を生み出した御木本幸吉の真の姿に迫っていたり、と読み応えもあって小説のように面白かったです。2018/01/10

らくだ

6
宝石にまつわる歴史蘊蓄や鉱物としての特性が読み易く書いてあります。 さして希少とはいえないダイヤがどのように価値を与えられているかが興味深いです。2018/08/04

天音春子

6
図書館本。 期限ギリギリと用事のため早めに読み終える。 宝石自体が大元と言うよりはそれを取り巻く人間たちの歴史の話。 色々知らないことが多く勉強になった。 ミキモトは知ってたけどずっとすごかったんだなー。 ダイヤモンドが供給をコントロールされているのは知らなかった。 金銭的価値を求めない方がいいのかも。 読み応えはあった。 2018/04/01

和泉花

4
なかなか面白かった。御木本幸吉の努力がすごい2022/09/08

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