樹木葬という選択―緑の埋葬で森になる

個数:

樹木葬という選択―緑の埋葬で森になる

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806715061
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0077

出版社内容情報

遺骨を土に埋葬し、石ではなく樹木を墓標とする、樹木葬。新しい「お墓」のかたちを徹底ガイド。樹木葬を行えるお寺も掲載。

自然の中で眠りたい。
遺骨を土に埋葬し、石ではなく樹木を墓標とする、樹木葬。
里山を守りたい、自然の一部になりたい、継承の手間をかけたくない、無縁墓とも無縁でいたい、そんな人たちの注目を集める新しい「お墓」のかたちを徹底ガイド。樹木葬を行えるお寺も掲載。

はじめに 墓をつくって考えたこと

第1章 お墓はいらない、のか?
地平線の見える巨大墓地  
増える墓じまいと無縁墓
終活事情―自分の墓は自分で  
墓に石塔と遺骨は必要か  
悩みは遺骨の処理方法  
樹木葬と自然葬の違い  

第2章

内容説明

自然の中で眠りたい。遺骨を土に埋葬し、石ではなく樹木を墓標とする、樹木葬。里山を守りたい、自然の一部になりたい、継承の手間をかけたくない、無縁墓とも無縁でいたい、そんな人たちの注目を集める新しい「お墓」のかたちを徹底ガイド。樹木葬を行えるお寺も掲載。

目次

第1章 お墓はいらない、のか?(地平線の見える巨大墓地;増える墓じまいと無縁墓 ほか)
第2章 日本初の樹木葬墓地はいま(知勝院の自然再生戦略;樹木葬が立ち上がるまで ほか)
第3章 「緑の埋葬」先進国を俯瞰する(イギリス・DIY埋葬から進化した樹木葬;スイスとドイツ・埋葬は森の新たな活用法 ほか)
第4章 森をつくる樹木葬を訪ねて(受け入れ制限しつつ、緑地づくり・天徳寺(千葉県いすみ市)
無住寺復興と自然学校の起爆剤・真光寺(千葉県袖ヶ浦市) ほか)
第5章 死して森になる(消える寺院と僧侶の危機感;荒れる里山の救済に必要な「仕掛け」 ほか)

著者等紹介

田中淳夫[タナカアツオ]
1959年生まれ。静岡大学農学部林学科卒業後、出版社、新聞社等に勤務の後、現在はフリーランスの森林ジャーナリスト。森林、林業、山村問題などのほか、歴史や民俗をテーマに執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

43
かなり前に山林を維持管理する世界を描いた本を読み、それ以来旅行をする度に樹木が気になっていました。樹木に蔦が巻きつき、お化けのように枯れた蔦が垂れ下がっているのを見ては息苦しさを覚えていました。そういった荒れた山林を生き返らせるには膨大な人手とお金が必要なので、簡単にはいかないし。仕方ないのかなとため息を吐くしかなかったのですが、樹木葬というシステムがありました。「里山再生・自然環境の保全」の為の基金を生み出す埋葬方法とは・・素晴らしい!巻末に樹木葬をおこなっている寺院、団体の一覧があるのも便利。2016/06/21

ぷれば

31
自然の中で眠りたい…遺骨を土に埋葬し、石ではなく樹木を墓標とする樹木葬。日本のみならず、世界でも静かにその流れがおきているという。森林ジャーナリストとして、森林・林業・山村過疎・里山荒廃などを、歴史や民俗学とともに、つぶさに調査、取材。本書には、樹木葬もしくは緑の埋葬として、里山を守りたい、自然の一部になりたい、継承の手間をかけたくない、無縁墓とも無縁でいたい、そんな人たちの注目を集める新しい「お墓」のかたちを紹介している。巻末には、樹木葬を行えるお寺、参考資料も掲載。 2016/04/24

Kikuyo

23
「樹木葬」についての本。ただ自然に還ればいいわけではない。里山の環境と自然再生をリンクさせる知勝院のような取り組みが増えたら素晴しいと思う。単に安い、宗派を選ばないという理由だけでなく、山の再生につながるその土地に適した樹種を植えることが大切。土に還る、 森づくり、自然保護、 樹木を墓標とする、里山を守る、継承の手間をかけない。自然保護。自然の中で眠りたい人は、考えておくべき問題ですね。森林ジャーナリストの視点から語られていて、良い本でした。2018/08/28

のり

11
遺骨を土に埋葬し、石ではなく樹木を墓標とした樹木葬。歳月が経ち故人と縁のある人がいなくなっても墓だけが残ることを望まない場合、自然に溶け込んでいくのは悪くない。日本は高齢化と共に少子化も進んでいるため、亡くなる人は増えるが、受け継ぐ人は減っていく。継承者が同じ地域に住むとは限らない。どこかで墓を打ち切るときが必要になる。子どもに自分のお墓のことで悩んでもらいたくないので、土葬で土に還るのもいいなと思いましたが、近くにそれらの寺院がないので、手間や規約なども考えると家族の理解がないとかなり難しそうです。2016/03/25

ようはん

9
樹木葬という存在をこの本を読んで初めて知るに至る。少し遠出すると山の斜面を削って造られた墓地を見かけるがこの本でも戦後の石造り墓地の濫造振りの実態が書かれており無縁仏の墓石がかなり増加して場合によっては無造作に捨てられる事もあるという事実には衝撃を受けた。樹木葬に関しては他に関連する本がないか調べて読んでみたい。2019/08/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10133374
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。