出版社内容情報
そんなに悲しい目をしないで
人にうらぎられたのなら
君はもっとやさしくしてやればいいよ
ガラス絵画家・陶人形作家でもある詩人が、少女として、乙女として、母として、妻として、女性の綾なす感情の煌めきを描いた36篇
たとえば「カボチャの種」。甘いもの、お菓子なんぞは夢の夢、食べるものもなかったあの時代。懐かしいけれど思い出したくない、苦々しい時代が甦って来る。忘れたい、でも忘れられないものを、この詩は呼びさましてくれている。(横浜ペンクラブ会長 大河原英與)
内容説明
ガラス絵・人形作家でもある詩人が、少女として、乙女として、母として、妻として、女性の綾なす感情の煌めきを描いた36篇。
目次
カボチャの種
相模川
夏の嵐
小さな花
瀬戸内の夕日
ろくろを回す手
異邦人
初舞台
挫折
愛らしい安士郎坊や〔ほか〕
著者等紹介
桐本美智子[キリモトミチコ]
1940年東京雑司ヶ谷生まれ、三人の息子を持つ、現在は夫と二人暮らし。1980年子育てが一段落した後、美術作家・人形作家・詩人として活動開始。救護施設でボランティアとして三十五年、「指で描く絵」の指導を続ける。元日本美術家連盟会員、横浜ペンクラブ会員、平塚ロータリークラブ会員、日本作家クラブ常任理事、野村胡堂文学賞予備選考委員、元神奈川県立教育センターガラス絵講師。独自に工夫したガラス絵をはじめ、詩歌、創作人形など、活動は多岐にわたり高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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