日本の土―地質学が明かす黒土と縄文文化

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日本の土―地質学が明かす黒土と縄文文化

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806714927
  • NDC分類 455.1
  • Cコード C0044

出版社内容情報

30年に及ぶ地質学の研究で明らかになった、日本列島の形成から表土の成長までを、考古学、土壌学、土質工学も交えて解説する。

日本列島を覆う表土の約2割を占める真っ黒な土、クロボク土。
火山灰土と考えられてきたこの土は、縄文人が1万年をかけて作り出した文化遺産だった。
30年に及ぶ地質学の研究で明らかになった、日本列島の形成から表土の成長までを、風成層の堆積と、地すべり・崩壊などの侵食との関わりで、考古学、土壌学、土質工学も交えて解説する。

はじめに

第1章 地球の上の「土」
土と古代科学/土と地球の関係/「土」と「表土」と地質学

第2章 「土」についての疑問
なぜ遺物は土の中?/土の色で遺物が違う/土壌学から「土」を見る/世界から見た日本の土壌/「クロボク土」とは/疑問の多いクロボク土/クロボク土は火山灰土?

第3章 火山灰とローム
十和田で見る実物/「火山灰」とは/「ローム」とは/関東ロームは火山灰?/関東ローム層と鹿沼土/クロボク土は火山灰に非ず/母材形成の実態

第4章 堆積母材と土壌の形成
堆積母材の素材/自生と他生の粘土鉱物/有機物の分解と無機物の残留/   風成粒子の残留を探る/表土と地層累重の法則/表土が支える陸上生物

第5章 表土の地質学
基盤礫の謎/風送塵と表土/土壌の攪乱/ダーウィンと土壌/ダーウィンの実験とミミズ石/表土のツンドラ体験/変質作用の進行/表土の層理と構造/表土の年代層序/黄土は「元祖風成層」/黄土は人類紀の地層/日本の風成層

第6章 日本列島の形成と表土の誕生
日本列島の生い立ち/関東地域の風成層/大阪層群と風成層/内陸部の風成層/ネオエロージョン/表土のリセット/表土の誕生

第7章 山地の地形と表土
地形と表土/地すべり斜面の表土/一般斜面の急斜面の表土/普通斜面の表土/普通斜面の地質/降雨と山腹崩壊/事件に始まる表土の形成/地形による表土の代表的岩質/表土の発達と岩質

第8章 クロボク土の正体
広くクロボク土を観る/クロボク土を分解する/「黒い粒子」の正体/微粒炭は活性炭/クロボク土ではない黒土/砂丘や湖にも微粒炭/日本の土壌の新たな謎

第9章 クロボク土と縄文文化
縄文時代と微粒炭/野焼き・山焼きの現場/自然環境の変化と古代人/山形県小国の山焼き/縄文土器と植物食/縄文遺跡の地質/火入れの場所/縄文遺跡と微粒炭/日本のクロボク土の意味

あとがき
引用・参考文献
索引

【著者紹介】
山野井徹(やまのい・とおる)1944 年長野県生まれ。1969 年新潟大学大学院理学研究科修了。理学博士。新潟県庁に勤務後、山形大学教養部・理学部教授。専門は層位・古生物学(花粉分析)、応用地質学。2010 年退職、山形大学名誉教授。著書に『山形県地学のガイド──山形県の地質とそのおいたち』(コロナ社)、共著に『図説日本列島植生史』(朝倉書店)のほか多数。

内容説明

日本列島を覆う表土の約2割を占める真っ黒な土、クロボク土。火山灰土と考えられてきたこの土は、縄文人が1万年をかけて作り出した文化遺産だった。30年に及ぶ地質学の研究で明らかになった、日本列島の形成から表土の成長までを、風成層の堆積と、地すべり・崩壊などの侵食との関わりで、考古学、土壌学、土質工学も交えて解説する。

目次

第1章 地球の上の「土」(土と古代科学;土と地球の関係;「土」と「表土」と地質学)
第2章 「土」についての疑問(なぜ遺物は土の中?;土の色で遺物が違う;土壌学から「土」を見る ほか)
第3章 火山灰とローム(十和田で見る実物;「火山灰」とは;「ローム」とは ほか)
第4章 堆積母材と土壌の形成(堆積母材の素材;自生と他生の粘土鉱物;有機物の分解と無機物の残留 ほか)
第5章 表土の地質学(基盤礫の謎;風送塵と表土;土壌の攪乱 ほか)
第6章 日本列島の形成と表土の誕生(日本列島の生い立ち;関東地域の風成層;大阪層群と風成層 ほか)
第7章 山地の地形と表土(地形と表土;地すべり斜面の表土;一般斜面の急斜面の表土 ほか)
第8章 クロボク土の正体(広くクロボク土を観る;クロボク土を分解する;「黒い粒子」の正体 ほか)
第9章 クロボク土と縄文文化(縄文時代と微粒炭;野焼き・山焼きの現場;自然環境の変化と古代人 ほか)

著者等紹介

山野井徹[ヤマノイトオル]
1944年長野県生まれ。1969年新潟大学大学院理学研究科修了。理学博士。新潟県庁に勤務後、山形大学教養部・理学部教授。専門は層位・古生物学(花粉分析)、応用地質学。2010年退職、山形大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。