出版社内容情報
ウラン採掘から使用済み核燃料、再処理工場、原発の本当のコスト、被ばく労働など、この1冊で原発の問題がまるごとわかる。
ドイツの小さな村シェーナウの人びとが
チェルノブイリ原発事故後に、
自然エネルギーによる電力供給会社を立ち上げた。
今やドイツ全土で約13万戸の顧客を抱えるまでに。
本書は、
「電力の革命児」と呼ばれている彼らの経営する電力会社が、
原発からの電力を買うか、
自然エネルギーからの電力を買うか、
お客さまに選んでもらうために配布している冊子
「原子力に反対する100個の十分な理由」に、
日本の実情をつけくわえたものだ。
ウラン採掘から使用済み核燃料、再処理工場、
原発の本当のコスト、被ばく労働など、
この1冊で原発の問題がまるごとわかる。
原子力のない未来に向かう希望の本。
小出裕章氏インタビューも掲載。
第1章 燃料とウラン採掘
第2章 安全基準と健康被害
第3章 事故と大災害のリスク
第4章 放射性廃棄物と処分
第5章 地球温暖化と電力供給
第6章 権力と利権
第7章 自由と民主主義
第8章 戦争と平和
第9章 エネルギー革命と未来
COLUMN
「燃料不足を救う」とは――まやかしの核燃料サイクル
企業ぐるみのデータ改ざん 事故隠し
原発も危険 だが桁ちがいに危険な再処理工場
原発立地自治体は本当にうるおっているの?
電力会社に顧客として意思表示する方法
巻末付録──原発のない社会に向けて
小出裕章さんインタビュー
それぞれの場所で、それぞれの個性を生かして、原発を必要としない世界をつくる
原発の真実をもっと知りたい人のために
西尾 漠さんお薦めの原発本
シェーナウ電力会社(EWS)をもう少し知るために
日本版制作委員会メンバーから~[おわりに]にかえて
内容説明
ドイツの小さな村シェーナウの人びとがチェルノブイリ原発事故後に、自然エネルギーによる電力供給会社を立ち上げた。今やドイツ全土で約13万戸の顧客を抱えるまでに。本書は、「電力の革命児」と呼ばれている彼らの経営する電力会社が、原発からの電力を買うか、自然エネルギーからの電力を買うか、お客さまに選んでもらうために配布している冊子「原子力に反対する100個の十分な理由」に、日本の実情をつけくわえたものだ。ウラン採掘から使用済み核燃料、再処理工場、原発の本当のコスト、被ばく労働など、この1冊で原発の問題がまるごとわかる。原子力のない未来に向かう希望の本。小出裕章氏インタビューも掲載。
目次
第1章 燃料とウラン採掘
第2章 安全基準と健康被害
第3章 事故と大災害のリスク
第4章 放射性廃棄物と処分
第5章 地球温暖化と電力供給
第6章 権力と利権
第7章 自由と民主主義
第8章 戦争と平和
第9章 エネルギー革命と未来
巻末付録 原発のない社会に向けて
著者等紹介
西尾漠[ニシオバク]
1947年、東京生まれ。NPO法人・原子力資料情報室共同代表。「はんげんぱつ新聞」編集長。40年近く原発問題にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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