心の治癒力をうまく引きだす―病気が回復する力とは何か。「まあ、いいか」療法はなぜ効くのか。

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心の治癒力をうまく引きだす―病気が回復する力とは何か。「まあ、いいか」療法はなぜ効くのか。

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806712879
  • NDC分類 493.09
  • Cコード C0077

内容説明

一生懸命なおそうと頑張って治療していたころは一人も治らなかったのに、何もしなくなったら、みんなよくなってしまった…心の治癒力を活性化することで多くの患者を治してきた医師が描く、診断、治療の実情と、治癒力の引き出し方。

目次

1章 「間違った思い込み」に縛られる人々(「明るさ」という名の病;「心の公式」と「間違った思い込み」 ほか)
2章 原因がわかれば、本当に病気は治るのか?(病気の「原因」は本当に必要か?;幼少期の原因に気づけば病気は治る? ほか)
3章 患者さんは治療の目的地を知っている(人は自分を癒す力を持っている;こだわりを外す ほか)
4章 一人ひとりの目的地(「わかってほしい」という叫び;できるだけパニックを起こして! ほか)
5章 心の治癒力にスイッチが入るとき(何が人を癒すのか;「常識」という先入観を捨てるとは ほか)

著者等紹介

黒丸尊治[クロマルタカハル]
1959年、東京都生まれ。1987年信州大学医学部卒。徳洲会野崎病院にて、内科、外科、産婦人科、小児科の研修を3年間した後、1990年4月より関西医科大学心療内科に入局。九州大学心療内科、洛和会音羽病院心療内科を経て、2002年11月より彦根市立病院緩和ケア科部長となり現在に至る。がんの終末期のみならず、がんという診断がついた段階から、死に至るまでのすべての段階で緩和ケアが必要であるという観点から、緩和医療に取り組んでいる。また、ホリスティック医学にも深い関心を持ち、1989年5月より、大阪にて一般の人を対象にしたホリスティックフォーラムやシンポジウムを定期的に開催し、この分野においても精力的に活躍している。日本心身医学会指導医。日本心療内科学会評議員。日本サイコオンコロジー学会常任世話人。日本ホリスティック医学協会理事、同関西支部長。米国NLP協会公認NLPTMプラクティショナー
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

D21 レム

20
「とらわれ・こだわり」により人はがんじからめになるが、それを周りが否定していては解決にならない。著者の逆説的アプローチにより病気がよいほうにむかった実例は、読んでいるわたしの治癒力も高まるような感じがした。「あ、そうか・ま、いいか」と思えるには、信頼できる医師とのつながりや、さりげないきっかけが有効。これは、家庭にも友人にも自分にも適用できる。「あなたが、感じていることは、もっともだ」と共感してもらえるうれしさ!意外と少なかったりする。2014/05/28

morgen

3
 心療内科医である著者の治療法について、多くの臨床例を挙げながら説明した本。まず、患者の考えを肯定することで信頼関係を築き、つぎに患者の思い込みやこだわりに気付かせる。そして、その思い込みやこだわりから自由になり、回復していくための方策を患者自身の言葉から引き出していく。  人は自分を肯定してもらいたいもの。思い込みやこだわりは程々にして、ちょっとしたことで良いので、やりたいことをしながら生きていくのがいいのかな、と思わされた。本書の内容は、思春期の子どもと向き合うときにも役立ちそう。2012/01/28

っちっちっち

1
もしかしたら、病人はお医者さんが作ってるのかもしれないと思う内容だった。医学的知識としては正しい診断なのかもしれないが、患者さんの心理状態に配慮しない診察はただの患者を重病人にしてしまう危険がある。逆にいえば、お医者さんでなくても、具合の悪い人の気持ちに寄り添ってあげるだけで、病人も回復してしまうことが多いみたいだ。相手の気持ちを理解し寄り添うことで、原因不明の病気が治ることがあるというのは、温かい人間関係に飢えている世の中だということか・・・2015/05/19

Makiko

0
黒丸氏のセミナーにも参加してみました。 とても面白く、わかりやすく。 心の治癒力、自然治癒の力はすごいなと思った、2017/01/28

sio

0
頭と心で解離して病んでしまってるケースにとても良い本だと思った。まず聞き手は「今の貴方は間違っていない」と相手を肯定してあげる。それだけで相手は安心する。次に解離してる部分に着目し、それを肯定的な見方にしてあげる。そのためには相手の苦労や辛さを理解してあげつつ「思い込み」「とらわれ」を外してやる事が大事。あとは、ほんの少しの一歩に着目し、「出来なかった自分」から「(たった少しの前進でも)出来る自分」へと着眼点を変えてやる。自分で出来ている実感を伴って進むことができれば、人は治癒していけるという内容2015/12/30

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