ものと人間の文化史<br> 和紙植物

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ものと人間の文化史
和紙植物

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588218118
  • NDC分類 618.7
  • Cコード C0321

出版社内容情報

今や世界遺産となった和紙。その原木生産者たちの苦闘の歴史を描きつつ、過疎化・高齢化、野生獣による被害の問題にもおよぶ。和紙の歴史については多くの著述があるが、その原木である雁皮(ガンピ)、三椏(ミツマタ)、楮(コウゾ)という三種の植物について書かれたものは極めて少ない。本書は、紙が漉かれ始めた奈良時代以降から現代まで、これら原木の育成から伐採、皮?ぎまでの工程を中心に、生産者たちの苦闘の歴史を描き、生産地の過疎化・高齢化、野生獣による被害の問題にもおよんで和紙の未来に警鐘を鳴らす。

まえがき



第一章 高品質和紙を生む雁皮 

第二章 雁皮紙を漉く村とその姿

第三章 耐久性抜群の和紙を生む三椏 

第四章 局紙用三椏栽培の繁栄と衰退 

第五章 三椏栽培と芳香ある美花の鑑賞

第六章 楮でつくる布  

第七章 近世の楮紙郷と支配藩財政 

第八章 楮栽培の普及と近年の衰退 



参考文献  

あとがき  

有岡 利幸[アリオカ トシユキ]
著・文・その他

内容説明

和紙の原材料となる雁皮(ガンピ)、三椏(ミツマタ)、楮(コウゾ)という三種の植物をとりあげ、その育成から伐採、皮剥ぎまでの工程を中心に、奈良時代以降から現代にいたる生産者たちの苦闘の歴史を描くとともに、生産地の過疎化・高齢化、野生獣による被害の問題にもおよんで和紙の未来に警鐘を鳴らす。

目次

第1章 高品質和紙を生む雁皮
第2章 雁皮紙を漉く村とその姿
第3章 耐久性抜群の和紙を生む三椏
第4章 局紙用三椏栽培の繁栄と衰退
第5章 三椏栽培と芳香ある美花の鑑賞
第6章 楮でつくる布
第7章 近世の楮紙郷と支配藩財政
第8章 楮栽培の普及と近年の衰退

著者等紹介

有岡利幸[アリオカトシユキ]
1937年、岡山県に生まれる。1956年から1993年まで大阪営林局で国有林における森林の育成・経営計画業務などに従事。1993~2003年3月まで近畿大学総務部総務課に勤務。2003年より2009年まで(財)水利科学研究所客員研究員。1993年第38回林業技術賞受賞。著書に『松と日本人』(人文書院、1993、第47回毎日出版文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

120
シリーズの最新刊です。年に数冊しか出ないのですが私は楽しみにしています。このような本というのは採算はあまりないと思うのですが、日本の文化の伝統を書き残していくうえで非常にいい試みであると感じています。この本では日本の和紙の原材料となる植物についての研究が語られています。私の自宅にも三椏を植えているので興味深く読めました。日本の壁紙のファンであったフレディ・マーキュリーのことを思い出しました。2018/11/25

19
和紙といえばミツマタとコウゾだと思ってたんだけど、この本は雁皮(ガンピ)という植物が主体。江戸時代に雁皮の数によって一律税を掛けるモンで、手間ばかりかかって逆に和紙産業が衰退しちゃったとかインボイスかよ。伊達のこじゅのところは紙を糸にしてから編み上げる和紙産業が盛んだったけど、それは大坂の陣で信繁から託された阿梅ちゃんや遺臣からもたらされたものとか夢いっぱいじゃん…。1600年代のオランダの画家レンブラントは版画に越前の鳥の子紙を使ってたとか出島すごい出島。今作も知らないことばっかりで面白かったです。2023/10/08

こぽぞう☆

17
図書館本。新刊の棚より。「ものと人間の文化史」シリーズ初読み。で、何?!この読みにくさ!「現在」と文章中に出てくるのが、昭和8年だったり、昭和50年であったり、平成29年であったり。校正も酷いし。和紙に詳しくはなったけど。このシリーズ図書館にたくさんあるから、そのうちと思って楽しみにしてたのに、みんなこんなに読みにくいの?!2018/11/04

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