絶滅した日本の巨獣

絶滅した日本の巨獣

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784806711537
  • NDC分類 K457
  • Cコード C0044

出版社内容情報

かつて日本にも巨大な獣たちが活躍していた時代があった。草原にあそぶナウマンゾウ、波にうたれるデスモスチルスなど、失われた巨獣の世界を、日本各地から発掘された化石と、現生の動物からときあかす。巻末には、巨獣の骨格や生態復元像が見られる展示館と、巨獣が見つかった町や村の一覧表を付した。  ★★★毎日新聞評=大昔の日本列島には恐竜が絶滅した後も生き残り大型化した哺乳類--巨獣--がいた。陸や浜辺、海で活躍していた彼らの姿や暮らし、当時の日本列島の様子など、謎が次第に解明されていく過程がわかりやすい文章で語られる。臨場感のある写真と細密な復元図が豊富なことも楽しみを深め、巻末の骨格の展示館リストは親切である。ユニークで読みやすく、多くの人にすすめたい一冊。★★★  ●●●本書「はじめに」より=恐竜やマンモスの骨格のおおくは、アメリカやソビエトからのものですが、なかには、日本からでた化石をもとにして組みたてた骨格もあります。たとえば、ナウマンゾウやデスモスチルスがその代表です。この本は、大むかしにすんでいたこれら巨獣たちの物語です。日本にはどんな巨獣がいたのでしょうか。日本の巨獣たちはどれくらい古いものなのでしょうか。日本の巨獣たちはどのような姿をしていたのでしょうか。日本の巨獣たちの大きさはどれくらいだったのでしょうか。日本の巨獣たちはどんなところにすんでいたのでしょうか。このような大むかしの日本の巨獣たちのことを知ろうとおもったら、骨や歯の化石にきくのが一番です。そこでまず、巨獣の化石の発見や発掘の現場へご案内しましょう。●●●  【主要目次】▲▲第1章・巨獣の世界=巨獣ってなんだろう/だれがいちばん大きいか/大きいことはいいことか  ▲▲第2章・陸にいた巨獣=日本最古の巨獣/日本のゾウのご先祖さま/鼻がみじかかったむかしのゾウ/平牧動物園のなかまたち/大陸からやってきたゾウ/アカシゾウの発掘/アカシゾウの復元/ステゴドンのなかまたち/日本のマンモス/ナウマンゾウの名前/忠類の発掘/浜町の発掘/ナウマンゾウのオスとメス/ナウマンゾウの復元/ナウマンゾウの家系 その1/ナウマンゾウの家系 その2/北海道へやってきたマンモス/手のひら形をした角  ▲▲第3章・浜辺にいた巨獣=デスモスチルス/気屯の発掘/歌登の発掘/ねむりをさますガキデモス/デスモスチルスのモデルチェンジ/デスモスチルスの体重測定/デスモスチルスの暮らし/デスモスチルスのお兄さん/津山の発掘/あおむけにねむる化石/脳の化石/デスモスチルスのおじいさん/足寄の発掘 その1/足寄の発掘 その2/デスモスチルスのルーツ  ▲▲第4章・海にいた巨獣=アシカのご先祖さま/太平洋の大海牛/クジラの楽園  ▲▲第5章・巨獣の最後=巨人と小人/巨獣の絶滅/巨獣の骨格がみられる展示館/おもな巨獣がいた町や村

内容説明

草原に遊ぶナウマンゾウ、波にうたれるデスモスチルス、日本各地から発掘された化石が失なわれた巨獣ワールドをよみがえらせる。

目次

1 巨獣の世界
2 陸にいた巨獣
3 浜べにいた巨獣
4 海にいた巨獣
5 巨獣のさいご

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