- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
内容説明
農業土木技術者が魅せられて巡る旅。水辺の妖怪河童(カッパ、メドツ)が水虎様(スイコサマ)と呼ばれ祀られる民間信仰の現場に身を置き、その言葉や姿を求めて、先人民俗学の成果に、土地の人々の想いに浸りつつ、独特な津軽平野を彷徨し深みにはまりこんだ労作。
目次
1 魅せられて(青森と河童;青森の河童に魅せられた人々)
2 メドツ伝説(夢か現実か―メドツの姿;伝説の世界;伝説の地誌;伝説の生態)
3 津軽の河童―水虎様への旅(水虎様の正体;信仰の実態;「実」の世界―物質的基盤;「虚」の世界―精神的基盤)
4 水虎様の水土文化(水土と水土文化;水土文化のさまざまな顔;水虎様の水土文化―新たなる“知”に向けて)
著者等紹介
広瀬伸[ヒロセシン]
1955年大阪市生まれ。水土文化研究家。京都大学で農業工学及び人文地理学を学んだ後、1979年に農林水産省に入省。東京都内及び関東地方の本省や関係機関のほか、福岡県筑後地方、岡山県笠岡市、青森県、鹿児島県奄美群島などで勤務し、2015年に退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 監禁面接 文春文庫