内容説明
25歳で人工呼吸器を装着、28歳からほぼ寝たきり。肺炎や敗血症にも苦しんだ。それでも、車椅子に酸素ボンベを積んで、外へ出た。日々を楽しむために、住みよい街にするために。作業療法士・押富俊恵さんの「カッコいい」生き方が心に響く!
目次
第1章 人工呼吸ライフを楽しむ(気分はごちゃまぜ、車椅子の運動会;話す力を取り戻した奇跡;障害って受け入れなくちゃいけないの? ほか)
第2章 力を奪われていく苦闘の中で(遅れた診断;気管切開、そして人工呼吸;声を奪われるという選択;在宅復帰を妨げたもの;意思決定と尊厳;支援者への注文;永遠のキャプテン)
第3章 共生社会へ向かって(突然の別れ;ごちゃまぜ運動会が残った;次世代に受け継ぐもの)
著者等紹介
安藤明夫[アンドウアキオ]
1957年三重県桑名市生まれ。三重県立桑名西高校から慶應義塾大学法学部政治学科へ進み、学生新聞の慶應塾生新聞会で活動。中日新聞社に入社後、四日市支局、名古屋本社社会部、運動部を経て、30代後半から生活部で医療分野を担当。多治見支局長、生活部次長を挟んで50歳から編集委員。定年後の5年の嘱託期間も含め、医療取材歴は通算25年に及ぶ。22年に中日新聞社特別功労賞を受賞。現在は、ネットメディアForbes JAPANのオフィシャルコラムニスト。東海ラジオの朝番組「GRooVE929」の医療分野のコメンテーターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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