内容説明
幕末期、開港場として世界との窓口となった横浜。異国情緒漂う街には、たくさんの謎や不思議が秘められている。日本大通りはなぜつくられた?“関内”という町名はないのに駅とエリアがあるのはなぜ?伊勢佐木町の町名の由来は?中華街ははじめグルメの街ではなかった?港の見える丘公園に英仏軍が一〇年以上も駐屯していた?JR鶴見線の駅名の多くに共通することとは?…などなど、86項目を厳選掲載。見慣れた街角から、多くの発見があなたを待っている。さあ、本書片手に横浜の謎解き散歩に出かけよう!
目次
第1章 横浜ってどんなとこ?
第2章 開港・歴史編
第3章 交通編
第4章 地名・地理編
第5章 食・料理編
第6章 文化・娯楽・スポーツ編
第7章 建物・施設編
著者等紹介
小市和雄[コイチカズオ]
1950年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学・開成学園非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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矢三
2
興味があるところは限られるけど、地元だけに楽しかった。2013/12/22
nakopapa
2
幕末のペリー来航から横浜の歴史は大きく変わった。それまでひなびた寒村だった村が一気に外国人の居留地となり、欧米の最先端の文化の発信地となった。発展した町並みは、関東大震災と太平洋戦争で大打撃を受ける。そしてそこから今に至る復興。そのここ150年ほどの歴史を横浜の街のあちこちで見ることができる。この本を読んで、横浜三塔を見に行きたくなった。2013/10/08
たけとり
1
ミルキィの資料用に。歴史や建物の由来がフルカラーでわかりやすく紹介されています。地図もあれば位置関係がもっとわかりやすかったかな…。2019/04/07
Hiroyuki Nakajima
1
浜っ子には堪らない本です❗兎に角面白い❗浜っ子でなくても横浜が好きな方にはお薦めの本です❗2017/02/09
ききょう
1
横浜が奥深すぎるせいか、まとまりのない印象はいなめないけれど、これを読んで横浜を歩けば、もっと興味深く歩けるかな、と思います。字が大きいのに、読みづらさを感じたのは、文体の相性が合わなかったせいかな、と思います。2014/11/20