こちらの商品には新版があります。
内容説明
著者が7年間の苦しみの末に見出した、自分のうつを消し去る方法「メンタルセラピー」の考え方を、日常でできる「習慣」のレベルにしました。
目次
序章 7年間、苦しみ抜いてわかったこと―うつは薬では治せない
第1章 うつになる「考え方」を変える
第2章 人間関係をシンプルにする習慣
第3章 「自分」と「未来」を変える習慣
第4章 「心」と「体」を満たす習慣
第5章 「潜在意識」と仲よくなる習慣
著者等紹介
宮島賢也[ミヤジマケンヤ]
薬を使わない精神科医・湯島清水坂クリニック院長。1973年神奈川県生まれ。防衛医科大学校を卒業し、循環器内科研修中に1カ月の休職。家庭医に転じるも意欲が出ず、精神科を受診し、うつ病の診断。7年間にわたり投薬治療を受けるも改善せず、医学書以外の本を読み、自分で試行錯誤するなかで、考え方や食生活を変えて人間関係を楽にする「メンタルセラピー」を考案。現在は「薬を使わない精神科医」として、患者自らが症状を捉え、原因となる考え方・人間関係・食生活などを見直し、自分で健康になることを手伝い、講演活動なども積極的におこなう。また、国際メンタルセラピスト協会専務理事であり、メンタルセラピストの養成・支援をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
18
生活習慣や物の考え方の改善のための視点が、示されています。著者自身がうつ病に苦しんだ経験があることによりリアリティがあるように感じました。うつ病は誰しもがなりうるらしいので、予防の参考にします。2023/11/28
Taka
16
うつになって早3年、ずっと薬頼みでしかもよくなったり悪くなったりの繰り返しで完治しないので読んでみた。「やりたくないことにがんばりすぎてないか」自問すること、相手に期待や評価をしないでありのままに受け入れること、そして自分自身を認めて自分を愛することなど。今までに読んできた本と結構通ずるところがあって納得できた反面、でもそれでも病気が治らない苦しみに苛立ちも感じる。とにかく辛抱強く実践すればよくなるのかなぁ。。2015/09/12
アイアイ
7
聞き手に回る時「いい・悪い」を判断しないで「相手にとっての真実」として客観的にみる忍耐を付けれたら宝だと思う。どうしても主観が邪魔をする。うつは発作的に何度も再発し、そのたびに次の再発の%が高くなる。女性の場合は薬を飲むデメリットは大きい。薬では鬱は決して治らない。私も飲んでいた時期があるのでそう思います。▽図書館2015/01/28
yoshi
6
お話を聴いたことがあるみやじっちの本。よくわかりやすくまとめてあります。気持ちが楽になる。自分が辛くなる考え方や状況をそのまま受け入れたり、手放したり、自分自身の素直な声を身体の症状から聞き取れるようになろう。2014/03/10
mochi
6
分かりやすくまとまっている。うつ病をはじめとする精神疾患は、薬だけでは治らないのだな、考え方が凝り固まっていると苦しくなるのだと感じた。失敗してもまずは落ち着いて、死ぬわけじゃない、大丈夫だよと自分に言い聞かせていけば、心が楽になっていくと思う。2014/01/30