内容説明
4つの企業が韓国GDPの50%以上を占めている。彼らの「強さの秘密」を知れば、「韓国経済の真相」が見えてくる。
目次
第1章 韓国企業と日本企業、何か明暗を分けたのか?
第2章 サムスン財閥―韓国経済を引っ張る最大財閥
第3章 ヒュンダイ自動車―新興国市場を切り開くメーカー
第4章 SK財閥―エネルギーと通信サービスの最大手
第5章 LG財閥―薄型テレビ・携帯電話が日本市場で好調
第6章 その他の注目企業たち―ポスコ、ハンファ、現代重工業、NHN、NEXON
エピローグ 日本は韓国企業から何を学べるのか?
著者等紹介
金美徳[キムミドク]
多摩大学経営情報学部教授、同大学院経営情報学研究科教授。1962年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。(株)三井物産戦略研究所を経て、現職。専門は、韓国企業、北朝鮮経済、アジア経済。大学で教鞭を執るほか、講演、雑誌・ウェブなどでの執筆活動も多数。また、岡山大学キャンパスアジア事業推進メンバーや寺島文庫塾北東アジア研究会代表幹事として、アジアグローバル人材の育成やネットワーク化にも注力中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くりりんワイン漬け
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Hyundai, SK, LG, Samsung, Posco, NHN等韓国有名企業の紹介本。 1,500円にしては少し情報が少なすぎる気がします。 只第二章:韓国ICT産業が抱える不均衡についての説明は凄く分かりやすく勉強になりました。 一般的で簡単な情報入手としては本書はそのとっかかりとして良いです。 少しでも韓国企業とお付き合いのあるかたは、情報の不足気味。2013/02/20
endlessdiscover
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結局、卒論を書いた20数年前と大きくかわらず、中小企業は育っておらず基幹装置や部材は国外に依存したまま。デザイン重視というのも見てくれを気にする国民性だからか。財閥が世襲というのは北と同じ。3代目の将軍様も財閥の3代目も同じっちゃ同じだな。あまり中身がない本だったがこうしてみると十分楽しめた。2012/08/17