社会起業家の教科書―世界でいちばん役に立つ仕事を目指す

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社会起業家の教科書―世界でいちばん役に立つ仕事を目指す

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806139119
  • NDC分類 335.8
  • Cコード C2034

内容説明

社会との繋がり、仲間との絆、喜びの分かちあいが実感できる働き方。途上国支援(かものはしプロジェクト)、教育(カタリバ)、地域活性化(G‐net)、医療(ケアプロ)、国際支援(HASUNA)…各分野の第一線で働く社会起業家の“今”を収録。

目次

第1章 社会起業家とは?(「社会起業家」と呼ばれる若者たちが登場;ムハマド・ユヌス氏のグラミン銀行 ほか)
第2章 国内外で活躍する若手社会起業家たち(思いをカタチにした社会起業家たち;社会起業家として歩みはじめた若者たち)
第3章 高まる「社会起業家」への期待(注目される社会起業家の存在;社会、行政、企業などの背景 ほか)
第4章 社会起業家をめざすには?(社会起業家の生活と収入;社会起業家になるためのルート ほか)

著者等紹介

大島七々三[オオシマナナミ]
フリーライター。1964年岡山県生まれ。88年、同志社大学卒業。ビジネス系出版社を経て、91年フリーとなる。経済問題、企業経営をテーマに多くの週刊誌、月刊誌の取材記者として活動。中小・ベンチャーを中心に数百社に及ぶ企業取材を行なう。01年からは、子どもの教育問題にもテーマを広げ教育関連のメディアでも取材・執筆、企画協力を行なっている。ここ数年は社会的な事業を手がける20~30代の若手起業家に着目。その新しいスタイルに可能性を見出し取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

12
社会起業家にクローズアップし実例を紹介。物質的豊かさのみの追求で幸せになれると信じてきた時代は終わった。真に豊になるために、本能的に人間が持つ人間関係性欲求を満たせる商品が新たな価値を生み出す新たな社会的ニーズである。貨幣資本主義への幻想を脱し、孤独の排除こそ真に人間が求める幸せだとの言葉が印象に残った。今物質的に満たされ、幸せとは何か、働くことの意味は何か?が改めて問い直されている。問い続けることの中にひらめく何かを手繰り寄せていく力強い活動家たちの生きざまにたくさんのヒントがつまっている。2012/07/26

きのP

3
『政治家よりスピーディに、行政より効果的に社会を変える』。利益ではなく、社会貢献のための仕事をする…そんな働き方を実現している人たちの本。本書では社会起業家のことをベタ褒めだったけど、また当人たちはそれで満足なんだろうけど、やっぱり利益が少なく一般企業以下の収入っていうのは個人的には考えられないな。。これは2010年に出版された本だけど、本書で紹介されている社会起業家の方達は今もこの仕事をされているのかなぁ?2015/07/30

シロクマとーちゃん

2
もともと福祉的な施策は行政の役割だし、社会変革は政治の役割。しかし、行政は対応が遅いし、政治は不安定。一方、社会問題は待ってはくれない。解決するためにはスピードが必要た。ならばビジネスで解決するのが一番だ。だが、いかにビジネスとして成り立たせるのか。資金の問題をどう解決するのか。万能な答えはなく、皆それぞれの方法でチャレンジしているのが現状だ。まずは、やる気ということか。2018/01/21

Shunsuke Machizuka

1
社会企業家の事例が豊富。全体の印象は、ビジネスとしてあまりスケールしていなそうという事。理由は2点くらいかな。①ニッチな社会課題にフォーカスしているため、市場も小さくなる。②起業家を育成する人材と仕組みの不足。部分的には「ワンコインで健診ができる」ケアプロの事例が面白かった。テクノロジーの力を使って、コストを削減し、顧客に低価格という価値を還元するという好例。2013/12/05

Manabu Kataoka

0
ワンコイン健診のケアプロ、エシカルジュエリーのHASUNAなどの事例を上げ、社会起業家の仕事観を学ぶ。2014/02/01

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