内容説明
煩わしい人間関係に、ちょっぴり疲れたとき。人をねたむ気持ちがおさえられないとき。仕事でのちょっとした躓きから立ち直れないとき…聖書の名言を集めたこの本を、ひも解いてみてください。大丈夫、きっと立ち直るきっかけに出合うはずです。
目次
第1章 聖書に親しむ―世界一のロングセラーを知る(旧約と新約、二つの聖書(ルカによる福音書・24章27)
イエスという呼び名(マタイによる福音書・1章24‐25) ほか)
第2章 日々の生き方を省みる―現代人を目覚めさせる聖書の名言(人の心は神の似姿(創制紀・1章26‐27)
神はいつ、どこにでも(詩編・139編9‐10) ほか)
第3章 苦しみと悩みから自由になる―逆境で前向きになれる聖書の名言(光は深いやみのうちでこそ輝く(創世紀・1章2)
主は暗やみのなかに住む(列王記上・8章12) ほか)
第4章 愛と正義を考える―より強く、大きな人間になるための聖書の名言(愛はおのずと起こるもの(雅歌・2章7)
愛とねたみは激しくむごい(雅歌・8章6) ほか)
著者等紹介
前島誠[マエジママコト]
1933年東京生まれ。上智大学大学院神学研究科修了。東京カトリック大司教区司祭を5年務めた後、玉川大学で教鞭を執る。1999年、定年により退官。専攻は西洋哲学、神学。聖書やキリスト教をヘブライの視点からとらえ直す研究で高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アルカリオン
11
KindleUnlimited (No30-) 聖書のことをユダヤ教では<ミクラー>と呼ぶ。ヘブライ語で「朗誦するもの」と言う意味。律(トーラー)、預言者(ネヴィーム)、諸(ケトゥビーム)の三部構成であり、三者の頭文字をとって『タナハ』とも呼ばれる▼(No291-) 旧約聖書は種々の異なった作品を集めて一つの本に合成したもの。その際に、相互に矛盾する記載内容も、平気でそのまま載せている。矛盾を矛盾として呑むこと、そこに「神の書」としての偉大さがあるのだろう。2022/02/01
piece land
0
何回も繰り返して読みたい本2010/07/23