最後の花火―横浜こどもホスピス「うみそら」物語

個数:
電子版価格
¥1,899
  • 電子版あり

最後の花火―横浜こどもホスピス「うみそら」物語

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月26日 04時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022519832
  • NDC分類 493.9
  • Cコード C0047

出版社内容情報

小児がんなど長期療養が必要なこどもと家族が自由に過ごすことができる、こどもホスピス「うみとそらのおうち(うみそら)」。命を脅かす深刻な病と向き合うこどもたちと家族が、心身ともに医療から離れ、リラックスした時間を過ごすことが可能である。

「うみそら」を訪れたこどもたちは、海や空が近い場所で家族と過ごせる。眼前には平潟湾が広がり、風呂場から花火が見える日もあるという。

ここで過ごした家族のストーリーを描き、設立に奮闘しサポートする人々の姿を追い、こども医療、命の尊厳、グリーフケアといった課題にも踏み込んでゆくノンフィクション。

内容説明

病と闘う子どもたちと支える家族が訪れる「うみとそらのおうち」。命と向き合うこの場になぜ多幸感のような空気が漂っているのだろうか―。「うみそら」で過ごした家族の物語を描き、小児医療、グリーフケアなどの課題にも踏み込むノンフィクション。佐々涼子氏インタビュー収録。

目次

第1章 最後の花火
第2章 ふたつの星座
第3章 「子どもの時間」が終わる前に
第4章 悲しみと共に生きていく
第5章 子どもたちの居場所を支えたい
第6章 「こどもホスピタルとは何か」をめぐって
第7章 広がり、連環しあうプロジェクトたち
第8章 晩夏の花火―子どもたちの願いのせて
最終章 がん患者としての再訪―作家・佐々涼子さんインタビュー

著者等紹介

浜田奈美[ハマダナミ]
1969年、さいたま市出身。早稲田大学教育学部卒業ののち、1993年2月に朝日新聞社に入社。大阪運動部(現スポーツ部)を振り出しに、高知支局や大阪社会部、アエラ編集部、東京本社文化部などで記者として勤務。2023年3月に退社後、フリーライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちい

4
佐々涼子さんの「夜明けを待つ」のあとがきに載っていた横浜の子どもホスピス「うみとそらのおうち」を描いた本書。そこは、命を脅かす病を抱える子どもとその家族が、医療から離れリラックスした時間を過ごせる場所。自宅と病院以外知らない子どもの世界にもう一つの居場所を提供する。そこには「多幸感」があるという。開所から運営まで、強い思いがないとできないと思う◆一方で、施設に繋がれるのは一定の経済力とリテラシーがある家庭がほとんど、と言った言葉も。だよね…(そんな気がした)病気は平等に訪れるのに、最期はそうでないのか…2025/02/19

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2024年5月初版。書き下ろし。親より先に逝くから余計悲しい。オイラの子供は障がい者ですが、親としては先に死ねない。中々辛い譚です。最終章でオイラの推し「佐々涼子」さんの元気な姿が確認出来てほっとしました。2024/07/21

ビーグル犬大吉

1
馬齢を重ねてしまった私には、こどもたちの純粋さに胸を打たれる思いだった。病気のことなんか忘れて、思いっきり遊べる場所はたしかに必要。今後、「うみそら」のようなこどもと家族が一緒に遊べる施設がたくさんできてほしい。「いつ何があっても後悔しないように、命ある限りやりたいことに挑戦する」という言葉は子供には言わせたくなかった。佐々さんのインタビューで、「子どもたちは生きることの輝き、その瞬間をとらえる天才」という言葉は的を射ていると思った。「うみそら」は自宅から徒歩で行ける場所にあったのでいつか尋ねてみたい。2024/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21926515
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品