こちらの商品には新版があります。
内容説明
「社会学」がわかれば「今」がわかる。「人間関係」「婚活」「少子高齢化」「ニート」。世の中の流れ、仕組みが見えてくる。
目次
第1章 社会学でわかる「私」という存在(「自分探し(磨き)」を強いる現代社会
「二つの関係」から成り立つ私 ほか)
第2章 社会学でわかる「人間関係」(社会学から見た「人間関係」とは?;人間関係は希薄化したのか? ほか)
第3章 社会学でわかる「家族」(『ALWAYS 三丁目の夕日』のヒットと現代家族;社会とともに変化する「子ども像」 ほか)
第4章 社会学でわかる「会社と仕事」(“普通”に働くことが困難な時代―「自己責任」か「社会の責任」か?;日本型雇用システムは崩壊したのか? ほか)
第5章 社会学でわかる「文化・流行」(「文化」を社会学的に見る;「流行」はどのように生まれるのか? ほか)
著者等紹介
浅野智彦[アサノトモヒコ]
1964年生まれ。東京学芸大学教育学部准教授。専門は、自己論・アイデンティティ論・物語論
加藤篤志[カトウアツシ]
茨城大学人文学部准教授
苫米地伸[トマベチシン]
東京学芸大学教育学部准教授
岩田考[イワタコウ]
桃山学院大学社会学部准教授
菊池裕生[キクチヒロオ]
盛岡医療福祉専門学校教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
40
社会学とはなんぞやについて基本を知るのに良いと感じました。
ひとまろ
3
社会学ということで理論ガチガチで進めるのかと思ったが 本書はそんなことなく軽いタッチでした。 自分としてはもっとロジカルな切り口で進むことを期待していたので 物足りない感じでした。 内容は2010年刊行当時のものなので スピリチュアル等の少々古い情報が題材となっていた。 2015/12/05
K Oky
1
社会学とは本書の言葉を借りると「具体的な解決策、回答を示すものではなく、まずはこの見通しの悪い社会をそのまま見てみよう。」というもの。 この本の第1章の見出しは「自分探し(磨き)を強いる現代社会」から始まる。 『頑張って自分探しをする→ゲームをうまくやる』『なぜ自分探しをするのだろう、と社会をゲームにたとえていて疑問を持つ→ゲームのルールを知る』このように社会をゲームにたとえて両方が必要だとする。 社会学は特にこの後の方の「ルールを知る」部分を担当する。 2015/03/07
苦虫
1
三丁目の夕日で、レポートを書いた時に一部読みました。そして、年末に全部読み直しました。身近なトピックから「社会学ではどうみるか?」というのを教えてくれる本だと思いました。高校卒業~大学一年の時に読んでいたかったな、という印象。私文のアホにはちょうど良いです、賢い人には物足りないかも。しかし、著名な学者や良書も脚注でしっかりカバーされていて、ほんとに良い入門書だとおもいます。自分探し、スピリチュアルブーム2012/12/31
凡栽
1
「社会を疑うことの重要性」。現代社会の問題点を社会学の手法で解説する本。この本を読むと社会学者がいかに反社会的かが分かる。2011/10/26