内容説明
アインシュタイン、マルクス、スピルバーグ、ロスチャイルド…思想、芸術、政治、経済など、様々な知的場面で名だたる業績をあげている人たちの共通点。それはユダヤ人であることです。知力に秀でたユダヤ人の秘密を、実際にイスラエルでユダヤ人と生活をともにした著者が「勉強法」を軸に明らかにしていきます。
目次
プロローグ 優秀なユダヤ人―あらゆる知的領域で活躍する民族
第1章 ユダヤ人の勉強法―知力にすぐれた人材が生まれる理由
第2章 トーラーを学ぶ―神の書が知力の基礎となっている
第3章 音読して暗記する―トーラーを繰り返し読んで覚える
第4章 安息日に学ぶ―週一回の安息日は貴重な学びの日
第5章 母国語を大切にする―母国語として復活したヘブライ語
第6章 祭りで歴史を知る―民族の伝統を守り、祭りを祝う
第7章 戦争でも学び続ける―仲間と助け合い、ともに勉強する
第8章 史跡で歴史を学ぶ―建国の祖の精神を受け継ぐ
第9章 ディベートを行なう―疑問をもち、互いに意見を交わす
エピローグ ユダヤ人の生き方―イスラエル建国の父に学ぶ
著者等紹介
青木偉作[アオキイサク]
1965年、東京都生まれ。イスラエル国立ヘブライ大学社会学部政治学科卒業(イスラエル政治専攻)。日本の大手新聞社のエルサレム支局記者助手を経て、現在はヘブライ語翻訳家、ユダヤ文化研究家として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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thinkeroid
2
(湾岸戦争前後の)「イスラエル国防軍のラジオだが、一時期そこから毎朝六時に聞こえてくるメロディーがあった。それはなんと日本の童謡『赤とんぼ』の曲」どういうことだ……?2016/01/15
ぶぶぅ
1
ユダヤのことやイスラエルのことを知ることができた。肝心の勉強法より、そちらの方が面白かったかも。ただ、著者の友人・知り合いの家や(経緯不明で)立ち寄った場所で見聞きした情報も多く、あくまで一例として頭に入れておくべきか。2023/01/29
チョコベビー
1
暗記と議論2020/07/15
You
1
勉強法というより、ユダヤの文化全般について書かれている。知らなかったことが多くて楽しめた。 勉強法については、筆者は安息日が最も影響していると考えている。トーラーを声に出して読むことは改めて音読の重要性を確認し、キツツキのように体を動かしながら勉強することは知らなかったので新たな知識となった。2018/08/17
こうきち
1
久しぶりに再読。 音読したくなった。2017/10/30