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中経の文庫
「漱石の名作」がすごい!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 447p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784806133278
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

『吾輩は猫である』『坊ちゃん』『三四郎』『行人』『こゝろ』『明暗』など、漱石の主要な名作への新しい旅がはじまる。暗い生い立ち、妻との衝突などの漱石個人の苦悩、矛盾をかかえた明治時代の社会の実態への理解も、漱石の作品とともに深まっていく。難解と言われる漱石の名作を、あざやかに、そしてわかりやすく読み解く一冊。

目次

プロローグ 夏目漱石を読む前に
第1部 漱石がノイローゼになったわけ―『道草』の世界(イギリス留学;暗い生い立ち;漱石の妻・鏡子夫人;過去に脅かされる漱石)
第2部 小説家漱石誕生(苦悩から生まれたユーモア;漱石文学の底流に潜む夢と浪漫;漱石文学の成立―前期3部作)
第3部 漱石の世界(『行人』の世界;『こゝろ』の世界)

著者等紹介

出口汪[デグチヒロシ]
大予言者出口王仁三郎の曾孫として生まれ、幼い頃から父親の仕事の関係で全国を転々とする。関西学院大学博士課程修了後、代々木ゼミナールを経て、東進ハイスクール講師として、主に衛星予備校で大活躍。東京に教育の最先端を行く理想の環境を作ろうと、SPS(スーパー・プレップ・スクール)を設立。『システム現代文』シリーズなど数十点に及ぶベストセラー参考書を執筆、今までの累計部数は500万部を超えている。「論理エンジン」という画期的な教育システムを作りあげ、全国の中学、高等学校で実施している。文学系では『源氏物語が面白いほどわかる本』(中経出版)のほか、小説『水月』(講談社)も刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yuki

1
高校生の時の本をひっぱりだして読んだ。手放さなくてよかった!漱石の解説書だがこの本自体が面白い。 中学2、高校3、20歳の時に読んだこころをもう1度読みたいと思った。今読むとまた違った感想があるだろう。 どうにかもう1度国語の授業を受け直したいと思う今日この頃。2016/09/08

shiaruvy

0
いろんな読み方解釈の仕方があるもんだ... その時点の自分の気持ち次第で読んでいるので、普遍的な読み方も身に付けなければ。

かい

0
電車での帰り道、お供としてメトロで購入。あいかのキャラクターがそんなに魅力的でないのは置いといて、さすがにわかりやすかった。度々自分の解釈と異なっていて、反論したくなったが、まずまず面白かった。「〜論」まではいかず、「オレはこう読んだんだ」ぐらいの内容。2009/04/17

読者

0
★★★★★2020/06/28

けん

0
「道草」を引用しての「漱石の生い立ち」が全体の1/4を占めていたのが、「ちょっと長いな!」と思った。また、第2部以降の作品解説については、「作品によって解説の深さに濃淡があるな!」と感じた。ただ、本文を引用しての解説なので、これから原作を読むという時に「読み易さの度合い」が判別できて有用だった。また、出口氏となんか変なキャラのコメントも息継ぎにちょうど良かったと思う。なお、「こころ」の解説については、色々な人の解説を読んだ中で「一番腑に落ちる」ものだった。2019/06/10

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