内容説明
人生に初心者もベテランもない。忙しいというのをやめて、少しは心を落ちつけて、静かに月でも見てはどうか…。欲望にまかせてむだな動きをするよりは、むしろ静かに座禅をしていたほうがどれくらいよいかわからない。一日を省みて、禅語の世界にひたってみることがどれほど大切かを本書から学びとってほしい。
目次
第1章 自分と相手にやさしくなれる―よりよい関係を築いていくために(無為無事の人―何ものにもしばられずこだわりなく生きる;廓然無聖―からりと晴れわたった大空のように ほか)
第2章 背中をぐっと押してくれる―前向きにものごとに取り組みたいとき(放下著―一切のこだわりを捨てて自由を得る;松樹千年の翠―いつまでもみずみずしいみどりのように ほか)
第3章 迷いを吹っきる―不安や焦りを断ち切りたいとき(無一物中無盡蔵―形のあるものなどなにもない;空即是色―変わらぬものなどなにもない ほか)
第4章 信じる力が湧いてくる―本当の自分を生きるために(日日是れ好日―一日をからりとした心で始める;泥中の蓮花―つまらない優越感を捨てて ほか)
著者等紹介
赤根祥道[アカネショウドウ]
現代禅研究所理事長。1930年中国大連市生まれ。東北大学、駒澤大学大学院(博士課程)において哲学と禅学を学ぶ。酒井得元老師に師事し、受戒得度して慧光祥道の名を与えられる。「禅は人間の本性にかかわるもの」で「生活即禅である」ととらえ、現代禅研究所を創設して「ビジネス禅」を提唱する。著書は、禅関係のほか、ビジネスマンのための啓発書も多く、その数200冊に及んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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