内容説明
スポーツ心理学の観点から、いずれも強烈な個性の持ち主である5人の名監督―平尾誠二(ラグビー)、岡田武史(サッカー)、ボビー・バレンタイン(野球)、井村雅代(シンクロ)、落合博満(野球)の言葉を分析し、選手の能力を高め、チームを勝利に導く秘密にせまる。
目次
1 平尾誠二―進化を繰り返す知性(平尾誠二のインテリジェンスの核心に迫る;「チーム力の現状維持」は許されない ほか)
2 岡田武史―孤高の戦術家(智将岡田武史の人心掌握術を読み解く;「チームワーク」は勝つためにつくるものではない ほか)
3 ボビー・バレンタイン―歓喜へと導く情熱(バレンタインのリーダーシップ論を読み解く;結果を気にする前に、いまやるべきことに夢中になること ほか)
4 井村雅代―揺るぎない信念(シンクロ界のカリスマコーチ井村雅代の指導マジックに学ぶ;叱ったあとは、必ずフォローする ほか)
5 落合博満―求道のプロフェッショナル(名将落合博満のプロ論に学ぶ;方法論は一つだけではない ほか)
著者等紹介
児玉光雄[コダマミツオ]
1947年兵庫県生まれ。鹿屋体育大学教授。京都大学工学部卒業。学生時代にテニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去20年以上にわたり臨床スポーツ心理学者として、プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、日本でも数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている。日本スポーツ心理学会会員。日本体育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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