「一見さんお断り」の勝ち残り経営―京都花街お茶屋を350年繁栄させてきた手法に学ぶ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784827210507
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「顧客満足」を突き詰めると、「一見さんお断り」に行き当たる。 ◎完全なオーダーメイドの個別受注生産での対応が可能。◎リピート客が上質な新規顧客のみを紹介するシステム。◎薄利多売・価格競争・広告宣伝とは無縁の永続経営。四半世紀にわたって公認会計士・税理士として関与してきた企業を見てみると、長期にわたって好調な業績を維持している企業にはいくつかの共通点があります。そのうちの強力な一要因として、「一見さんお断り」のような個別受注生産的な「考え方」「経営方針」が健全かつ明確であること。そしてそれが企業の構成員一人一人の行動原理として機能し、目先の業績の浮沈に浮足立って考え方を変えることなく徹底しているということが挙げられます。 【一見さんお断り経営の真髄】◎安心と信用が経営を強くする◎顧客のニーズを叶える個別受注生産◎価格以外は徹底的な顧客満足◎価格競争への柔軟な対応力◎売込み営業、カタログ、料金表、ショップカード要らず◎馴染み客、一見さんの二つのラインの明確な分離

内容説明

「顧客満足」を突き詰めると、「一見さんお断り」に行き当たる。完全なオーダーメイドの個別受注生産での対応が可能。リピート客が上質な新規顧客のみを紹介するシステム。薄利多売・価格競争・広告宣伝とは無縁の永続経営。

目次

第1章 徹底的な顧客満足(一見さんお断りは個別受注生産;価格以外は徹底的な顧客満足 ほか)
第2章 価格競争への対応(お茶屋は街に一つ;何を競うかが決め手 ほか)
第3章 馴染み客も一見さんも(量産ラインの意義;二つのラインを揃えることの強み ほか)
第4章 経営者の役割(従業員と共に栄え、トップと共に滅ぶ;お母さんは踊らない ほか)
第5章 公認会計士・税理士的視点から見た日本的経営の魅力(以心伝心;粋と無粋 ほか)

著者等紹介

〓橋秀彰[タカハシヒデアキ]
〓橋秀彰綜合会計士事務所代表。公認会計士・税理士・宅地建物取引士。昭和40年生まれ、愛知県出身。立命館大学理工学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むさみか

1
京都のお茶屋さんにとって かけがえのない 強みを 守る努力 自分たちの持つビジネスの武器を よく分かってらっしゃるんですね2017/04/17

鮒ひと箸

0
★★★★★2017/05/27

norio sasada

0
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/812b2fc222f3240ec781a724b8348b72 https://note.com/norio0923/n/nf16727dedd782017/08/20

Kentaro

0
ダイジェスト版からの感想 花街のルールとして広く知られているのが「一見さんお断り」だ。観光産業にあるまじき排他性としてネガティブに捉えられることも多いルールだが、それがあったからこそ、京都花街は生き残り、繁栄してきたともいえる。 京都の花街には「お茶屋は街に一つ」というルールもあります。これは、正規顧客として出入りできるお茶屋は一つの花街につき一軒だけに限定される、というルールです。これも一見さんお断りと同様に、どこにも明記されていない不文律です。価格競争をする必要がなく、サービスの品質向上に専念できる。2018/03/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11606081
  • ご注意事項