巨大地震は必ず来る!その10秒が命を守る

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784806124887
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C2044

内容説明

地震の大きさ、ゆれるまでの時間を事前に知ることができる、世界で唯一つの技術(地震予告システム)を紹介。過去の地震被害では、死亡者の多くが即死であった。もし、10秒後に地震が来ることを事前に知っていれば多くの人が危険な場所を避けることができたのだ。地震が来ることを事前に知らせる、緊急地震速報が一般家庭に普及する日も近い。本書は、多くの人にこのシステムについて理解を広めるべく、書かれたものである。

目次

第1部 必ず来る巨大地震―覚悟しておくこと、準備しておくこと(大地震最悪のシナリオ;地震学の基礎知識;日本を襲う地震の危険度;地震が起きる前にできること;実際に地震にあった時の対処法)
第2部 ゆれる前に地震を知る技術(地震は予知できるのか;IT(情報技術)が命を救う―わずか10秒が命を救う
緊急地震速報とは
IT自動防災システムとは
実用化モデルの紹介
実用化を目指して実証試験
緊急地震速報の先行運用
緊急地震速報活用分野)

著者等紹介

杉原義得[スギハラヨシノリ]
1944年東京都生まれ。1968年ソニー株式会社入社。1993年ビジュアルメディア事業部事業開発室長。2003年社団法人電子情報技術産業協会特定プロジェクト推進室担当部長。日欧マルチメディア共同研究委員会事務局長、家庭内マルチメディア環境調査委員会委員(通産省)、東京京都地域情報化連絡会議委員など歴任。未来住宅「JEITAハウス」(経済産業省)開発プロデューサー。緊急地震速報利用「IT自動防災システム」(文部科学省)開発プロデューサー。地震警報装置実用化推進事務局長。MPEG国際会議「自由視点テレビ国際標準化」JEITAチーム事務局長。IT自動防災システム研究家。信州大学経済学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

菜の花

0
第I部が巨大地震の可能性と想定される被害、およびその対策について。第II部が緊急地震速報について。図書館の「防災特集」の棚にあって、表紙の「世界初!」という文字が目立っていたので、何かなーと思って借りてきてみたら、震災のときも稼動していた緊急地震速報のことで、あれ…?という感じでした。よくよく刊行日を見たら2006年の夏。ああ、そうか、当時はまだ一般には実用化していなかったのですね。考えてみると凄いですね、この数年でこんなに浸透するとは。今となっては情報が古いですが、当時の雰囲気を知りたいなら面白い本。2012/10/28

えがお

0
地震予告システムについての本。言わずと知れた、直前に大揺れを知らせる警報システムだが。たとえ10秒前でも「たかが10秒、されど10秒」。生死を分けることもあるとのシステム効能記述より、地下鉄、駅、会社など各場所で被災時取るべき行動などの具体性がよかった。被災時徒歩帰宅は20kmが限度だそう。本読んで健康保険コピーした。あと、充電たまご、購入して持ち歩こうと決意。また荷物が増える…(*_*)2012/04/08

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