出版社内容情報
経済ジャーナリスト財部誠一が、「財政とは一体何なのか」をできるだけわかりやすく解説しながら、国家財政の抱える問題点を浮き彫りにし、日本の進むべき方向を提言。
内容説明
「このままでは日本の財政は破綻してしまう」という新聞・テレビの報道を見聞きして思わず不安に駆られることがないだろうか。日本の財政が危険水域に入り込んでいることは多くの人が認識している。しかし、どこが、どう危ういかといわれても、今ひとつピンとこない人が多い。そこで本書では「財政とは一体何なのか」をできるだけわかりやすく解説しながら、国家財政の抱える問題点を浮き彫りにし、さらには日本がどの方向に進むべきかについて提言する。
目次
序章 日本を支える二一世紀の国家財政のあり方を問う
第1章 お金持ちなのになぜか借金だらけの国・ニッポン
第2章 数字が教える日本の財政危機
第3章 アフリカの新興国以下になった日本の国債
第4章 財務省が想定した本当の危機
第5章 シンジケート団解体
第6章 財政再建のために
著者等紹介
財部誠一[タカラベセイイチ]
経済ジャーナリスト。1956年東京生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、野村証券に入社。同社退社後、3年間の出版社勤務を経てフリーランスジャーナリストに。金融、経済誌に多く寄稿し、気鋭のジャーナリストとして期待される。テレビ朝日系の情報番組「サンデープロジェクト」や「サタデー総合研究所」、大阪朝日放送「ワイドABCDE~す!」等、TVやラジオでも広く活躍中。また、経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を主宰し、「財政均衡法」など各種の政策提言を行なっている
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