フクシマを歩いて―ディアスポラの眼から

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フクシマを歩いて―ディアスポラの眼から

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620321288
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0036

内容説明

戦争や植民地支配によって離散者となった人びとの声を刻み続けてきた著者が、原発事故で生活を破壊された人びとと向き合う。現代史の様々な苦難との関連のなかで福島の惨事を語る、3・11以後の思想的結晶!危機の時代を見透す珠玉のエッセイを併録。

目次

序にかえて―地上の有力者たちよ、新たな毒の主人よ
1 フクシマを歩いて―原発災害日録(不吉な空―大震災の東京から;不安の日々 ほか)
2 こういう祖国―韓国滞在その後(集団的罪と国民的責任;記憶の季節 ほか)
3 春に死を想う―身近の出来事から(韓国で入院してみると;どうして羽をつけないの?―信州だより(1) ほか)
4 予測不可能―ディアスポラから見た日本と世界(寒い、きれい、高い;フィレンツェで考える「記憶の闘い」 ほか)

著者等紹介

徐京植[ソキョンシク]
作家。1951年、在日朝鮮人(韓国籍)二世として京都市に生まれる。1974年、早稲田大学第一文学部(フランス文学)を卒業。2000年より東京経済大学現代法学部教員となり現在にいたる。担当講座は「人権とマイノリティ」。2006年4月より「国外研究」のため韓国に滞在(2008年3月まで)。ディアスポラ(離散の民)のアイデンティティをめぐる諸問題について多様な角度から考察することを研究テーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hose1239

0
少数者ならではの視点が光る。2012/10/13

futomi

0
他者の思いにいかに共感するか、共感しながらも自分を失わない強さを持ち続けることができるか。複雑に絡み合った状況を解きほぐすための作業に粘り強く向き合うことができるか問う。私にはこんな強さはないけれど、気にしておくことはできるか、2012/06/06

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