内容説明
ドイツ・ユダヤ人ジャーナリスト、フリッツ・ハイマンは、アウシュビッツで殺害される2年前、その短い人生の最後に、「マラーノ年代記」(本書)と題する講演草稿を遺した。先行研究をはるかに超える彼の実証的マラーノ研究は、彼らが歴史の中でどのようにして生まれ、波瀾に富んだ長い歴史をどのように生き抜いたか、その真実像に迫るとともにユダヤ史研究を新たな方向性へと導く。
著者等紹介
小岸昭[コギシアキラ]
1937年生まれ。京都大学文学部独文科修士課程修了。京都大学名誉教授
梅津真[ウメツシン]
1950年生まれ。北海道大学文学部独語独文学科博士後期課程単位取得満期退学。現在、北海道情報大学経営情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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