実録 大和銀行株主代表訴訟の闘い―被告が書いた詳細記録

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806116431
  • NDC分類 325.243
  • Cコード C2034

出版社内容情報

平成12年、大和銀行ニューヨーク支店の巨額損失事件の株主代表訴訟の判決として、役員11名に約830億円の損害賠償が命じられた…。和解成立までの6年間の裁判経過を被告人の目で詳細レポート。

内容説明

平成一二年九月二〇日、経済界に衝撃が走った!「このような金額は個人ではとうてい支払うことはできない」(経団連会長(当時)談)。大阪地裁は、大和銀行ニューヨーク支店の一行員が起こした巨額損失事件の株主代表訴訟の判決として、役員一一名に七億七五〇〇万ドル(約八三〇億円)の損害賠償を命じた。この株主代表訴訟は、経営責任の重大さを再認識させたとはいえ、司法制度そのもののあり方が改めて問われた事件でもあった。平成一三年一二月に和解が成立するまでの六年間、被告として臨んだ裁判の経過を著者が克明にレポート。

目次

第一 事件の始まり
第二 株主代表訴訟の始まり
第三 監査役としての対応
第四 大阪地方裁判所担保提供申立て裁判
第五 大阪高裁裁判担保提供裁判
第六 最高裁への特別抗告
第七 大阪地方裁判所本案裁判
第八 大阪高等裁判所本案裁判
第九 株主代表訴訟のポイント
第一〇 株主代表訴訟裁判を終えて

著者等紹介

寺田一彦[テラダカズヒコ]
昭和34年、慶応義塾大学経済学部を卒業後、大和銀行に入行。平成2年、取締役に就任、取締役東京年金信託業務部長、常務取締役を歴任し、平成6年に常任監査役、平成9年に顧問になる。平成10年より日本金属工業の監査役に就任し現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品